2017.11.5。

ずっと行きたかった通称「軍艦島」こと端島へとうとう上陸してきました!

 

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石田洋介さんのMOSAIQUEツアーで長崎2Daysが決まって、しかも11/5の昼間が諸事情でぽっかり空くことがわかったとき、まず何よりも軍艦島ツアーの空きをチェック!

10/31という超直近のタイミング、申し込みたいのはしかも三連休の最終日。

それにも関わらず、希望のツアーに「空席2」の表示が!

いえー!ついてるーーー!!


行けってことですね、神様!

 

 

軍艦島上陸クルーズ

http://www.gunkanjima-cruise.jp/


今回申し込んだのは、高島上陸交通さんのツアーです(大人3900円・税込。2017年時点。当日現金支払のみ)

乗船するのはブラックダイヤモンド号。

石炭!!! 

高速船で、長崎港から高島経由端島まで45分というところです。速い。

 

ここに決めたのはこのサイトを読んででした。

 

ながさきさーち

「 軍艦島クルーズ全5社をがっつり比較して特徴をまとめてみた」

https://nagasaki-search.com/227/

 

ポイントは端島周囲を回ってくれるかどうか、上陸の成功率、値段などなど。

最初は軍艦島コンシェルジュを狙ってたんですが日曜運休だったのでクルーズさんの方へ。

結果的には当たりの日!

ほとんど波がなくてスムーズに上陸できたし、船酔いも一切なし。快適なツアーでした。

 

ツイッターには今回のクルーズのほとんどの写真を投下してあるので、よかったらそちらもご覧ください。

★2017.11.4-5長崎旅レポTogetterまとめ

https://togetter.com/li/1169419


 

こちらには抜粋した写真と、ツイートで書かなかったことを中心にレポをまとめたいと思います。

なお、ガイドさんの説明によれば「地元のかた、元島民のかたはけして軍艦島とは呼ばないですね、皆さんのふるさとはどこまでも端島なんだと思います」とのことだったので、以降は「端島」と表記します。


 

◎受付~出発

事務所は元船桟橋近く。ゆめタウンのそばです。

受付は8:10~8:40 …はえっ…(涙)ですが、その分、乗船時間が長いので仕方ありません。

誓約書を事前にサイトからダウンロードして書いておいたのでさくっと受付完了。代金を支払い、ツアー参加証を受け取って首からぶら下げておきます。

このとき、島に上陸する時に必要な入島チケットも受け取ります。

 

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9:10乗船開始なのでそれまでは船の近くで待機。

皆さん、二階の見晴らしのいい席を取るため気合入れて並んでましたが、私はのんびりベンチで朝ごはんモグモグしつつ、最後に乗り込みました。

 

ブラックダイヤモンド号は2階建約200名定員。

2階は屋根がない分、パノラマビューなので写真を撮るなら2階ですかねー。でもずっと日光に当たってるから晴天時は日焼けすると思う。

2階定員は96名。

1階は前方は窓あり、ガイドさんの説明はよく聴こえるかな。

後方は窓なし、ただ、頭上に屋根があるので見晴らしはそんなによろしくはないです。

 

私は、乗り込み口のすぐそば、右舷側の中腹のベンチに1つ空きがあったので(ひとりの身軽さよ~)最後に乗り込んでその位置へちょこんとお邪魔。

ここ、前に座席がないし、ちょうど前方客室と船員さんたちの作業スペースの間のところから景色がよく見えてよかったです。

 

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全員着席したら出発!

子ども達はライフジャケットを着用させられてました。大人はなし。

客席は若いグループ、家族連れ、ご高齢の夫婦など年齢層はばらばら、グループが多くて、ひとりで参加してる人は少なかったです。



◎港内の様子

長崎港を出発してまずは高島を目指します。高島も炭坑の島です。


移動中には港内のさまざまな世界遺産や工業施設についてガイドさんから紹介があります。

行きと帰りで見る方向が変わるので、座る位置は要注意。



ジャイアント・カンチレバークレーン

長崎造船所の日本最古の電動大型クレーン。現役。世界遺産の1つ!(明治日本の産業革命遺産)

かっこいくて声が出たよね!

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小菅修船場跡(ソロバンドック)

こちらも世界遺産。これは現役ではなく、すでにドックとしては使われてはいません。

日本最古の、蒸気機関を動力とする曳揚げ装置を整備した西洋式スリップ・ドッグ(そろばん状の荷台に載せて海から引き揚げる)で、上から見るとその荷台がそろばんのようだったということで通称が「そろばんドック」。

あまりにさりげなさすぎて気づかない人多数。

 

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この周囲には古いドックがほかにもあって、見てるだけで楽しかったです。

 

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イージス艦

三菱長崎造船所は自衛隊の護衛艦建造や修繕を請け負っています。

この日は、海自佐世保基地の護衛艦を修繕中とかで、見かけたイージス艦達。

178あしがら、173こんごう、119あさひ。

 

ここは戦艦武蔵を造った造船所でもあります。

このイージス艦達はどこまでも護衛艦でその役目を終え、けして「兵器」として積極的に使われることがないよう、祈ります。

 

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でじま

こちらは海上保安庁の巡視艇でじま。海猿のロケにも使われたそうです。でも、10年くらい前までは福岡で「はかた」だった。

いちいち、所属が変わると名前が変わるんですって。めんどくさくねえ?

 

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さまざまな工業施設・設備

ふおおおお、テンションあがるよねえええええ!

 

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岬のマリア様と神ノ島教会

陸からももちろん見られるんですが、時間がなかったなあ。いつか行ってみたい。

 

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伊王島、沖ノ島の教会も綺麗だった。教会群めぐりも素敵だろうなあ。

 

 

グラバー邸

海から眺めるグラバー邸の屋根。今回は行けなかったなあ。

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女神大橋

どーん。女神大橋は夜景も綺麗なんだそうです。

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◎高島寄港

トイレ休憩も兼ね、石炭資料館と軍艦島模型を見学。

模型前ではガイドさんからいくつか上陸したらここをポイントにしてみるといいよ、という話がありました。

特に、実際には見ることができない住居空間についての補足。

 

ここで立体的に把握しておいたのであとで楽でした。


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三菱創業者 岩崎弥太郎像。
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石炭資料館の中には高島と端島の写真や実際の道具類などの展示があり、ガイドさんから二階の端島についての写真は見ておくといいですよ、と言われて一通り見ておきました。
 
これは端島神社の神輿。
当時、365日のうち、1日だけ炭坑を止めた日があって、それは、年末年始でもお盆でもなく、端島神社の祭礼だったんだそうです。
その賑わいがわかる写真でした。
 
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◎軍艦島周囲を一周する

私達のツアーは10:30接舷、と厳しく決められていてそれまでは上陸できません。

ということで、先に時間が余ったのでぐるっと端島の周囲を回ってくれました。

 

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もっとも軍艦らしいと言われる角度では、左右どっちからでも撮影できるよう気配り!!

 

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上陸はちょうどこの真裏のドルフィン桟橋から。

見えているのは居住地区です。鉄筋・木造のアパートがずらりと並んでます。

 

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貯水槽。
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左端が端島病院、その奥に小中学校。

最盛期には5300人が住んだそうです。

周囲1.2kmの小さな島にひしめいて暮らしていた人々。その活気はすさまじかったでしょうね。

 

◎いよいよ上陸!

さあ、ドルフィン桟橋から上陸です! この桟橋、何代目っておっしゃってたかな…嵐のたびに流されるんだそうで…。

実はこの桟橋からは島の中央側は本来は見えない…防波堤が本来はあったそうで、それが4年前の大型台風で破壊されてから修復されないままになってむき出しになってるんだそうです。

さらにここには炭鉱関連の施設があって、今のように住居の一部が見えたりすることはなかったんだとか。

昔は到着すると桟橋から島の中に進むトンネルを抜けて中に入って行ったそうな(今もちょっとだけくぐります)。

 

さー着いたよー!!

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許可を取れば釣りも可能(上陸はできません)。

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いよいよ上陸ー!

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◎第一見学場~第三見学場へ


まず、桟橋からすぐの第一見学場で全体説明を受けます。この日、上陸に手間取りやや遅れていたので第二見学場(総合事務所前)は省略、このあとすぐ第三見学場(30号棟前)へ移動になりました。

 
ガイドの杉本さん、とても優しくて、素敵な方でした。

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職員住宅には木が窓から生えまくって、もはや鳥や蝶の住処と化してました。

鳶がずっと飛んでいて自分たちの島だと主張しているかのよう。

 

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実はこの第一見学場のある位置は昔は炭坑関連施設が大きく建っていた部分(消失)で、当時の島民の方にとっては「見えるはずのない」場所、見えるはずのない景色なのだそうです。

桟橋に着いた人や荷物はトンネルを抜けて工員は施設に、住民は住居地区に行くため、基本的に工員以外の住民が炭鉱側の設備を見ることはなかったとか。荷物は中央の岩礁をくりぬく形で島中にベルトコンベアが走っていて、それを使って運んでいて、今もそのトンネルやベルトコンベアの名残は確認することができます。


 
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さて見学路を西へ進み、一番奥、住居部分の近くにある第三見学場へ。

これ以上、奥は一般では見学できません。

 

目の前にあるのは、日本最古、つまり、当時日本最先端の技術を集めて作られたRC造り、鉄筋コンクリート住宅の30号棟です。

朽ちてもなお堂々たる姿。

 

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こちらでうかがってもっともはっとした話。

この日のツアーはたまたま日本人だけだったんですが、普段は1~2割は海外の方だそう。


海外の人と日本人で何が違うか、というと、日本人はやはりノスタルジーをもってこの景色を見る、と。さびしい、わびしい、廃れてる、そんなイメージで。

海外の方はまず「Cool」だ、かっこいい!と言うんだそうです。そこにノスタルジーがまったくない。

さらに「これは未来の地球の姿かもしれない」と。そんな風に捉えてる。


どちらがいいとは言えないけれど、ここは少なくとも炭坑閉山までの間は最先端の技術が集まり、東京の9倍の人口密度を誇り、当時の日本のエネルギーを支えている自負で満ちた場所だったことは忘れないで見てほしい、と。

 

端島には元島民の方もたくさんいらっしゃるんだそうですが、みなさん、あまりこの居住地区では写真を撮らないそうです。

その方々にとってはふるさとであって、朽ちた姿がふるさとなのではない、でも、懐かしいから来たい、ということなのではないでしょうかね、とガイドの杉本さんが優しくおっしゃっていたのが忘れられません。

 

もう1つは、刻一刻と朽ちている端島では次に来たときに絶対に同じ光景は見られないんだということ。朽ちないようとどめておくすべがない。保全のしようがないのだそうです。現在、補修しているのは調査のための補修であり、この島を維持するための補修ではないと。

 

「だから皆さん、どうぞどんどん写真は撮ってください。

そして、記録を残し、記憶してお帰りください、これが最新の、しかし、永遠ではない端島の姿です」

 

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エレベーターはなかったのでみんな歩いて移動したそうな。

ここから島の奥に向かってずっと何棟も何棟も居住地区があるんですが、真ん中は大きな吹き抜けになってるそうです。

 

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島の外側に面している建物は途中でクの字みたいに曲がってる、これは、波を散らすために防潮堤がこういう角度になっているのに沿って建てられたからだとか。島には年中、外からの波が入り込んで、これは今でも同じで「もっとも最近では、昨日、島の中にまで波が入り込みました」と話すガイドさんの指先には前日も晴天だったのに水たまり…正確には波たまり!

「まだ乾いてないですねー」

 

そうした波は住居の窓ガラスはもう当然バリンバリンに割って中に入り込んでたそうですが、すべての住宅が波が入り込んでくる側に1.5mほどの廊下を用意していて、そこで波を逃がしていたそうです。工夫だな。それでも部屋にまで水が入ってくることもあったと思うので、そういうときはどうしてたんですかね、と聴くと、当たり前のことだし逃げ場所もなかったので皆さん、淡々と過ごしてたようですよ、とのこと。

 

「部屋の中まで水が入ってくることもあったんですよねえ」

「多かったでしょうね、でも特に何か対策してたという話は聞かないですね」

 

ありのままに!

 

30号棟から隣の住宅への間にある階段。この奥にはダンスホールがあるんだそうだ!

B'zが端島でMVを撮影したときにどうしてもそこで歌いたい、と希望したほど、今でも雰囲気を残しているそうです。

 

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50mプールのあと。

海水プールだったとか。

 

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◎自由行動

帰りは自由行動です。といっても10分くらいなのでそんなにゆっくりはしてられない。

みなさん記念撮影したり、思い思いに写真を録ったりガイドさんに質問したり。

個人的には朽ちた建物ラブなのでにょきにょき飛び出すワイヤーとか錆びた鉄筋とかウハウハしつつ、こんなところでも根を下ろす植物のたくましさに惹かれました。

 

30号棟手前、仕上工場跡。

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むき出しの鉄線に痺れる。

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生き物のようだ。

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総合事務所は赤い煉瓦造り、このアーチもとても綺麗な曲線で、最盛期はかなり美しい事務所だったんじゃないかと思います。

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芒が生えまくってた。
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植物はたくましい!
まったくもって廃墟でもディストピアでもないよ。
こんな完全に埋め立ての人工島なのに、人が去ったら緑が増えて鳶や昆虫が暮らして、海は青くて魚が豊富って、完全にユートピアだよ!
人間はここに何を作ってたんだろうね? 

 

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こんなに低くて大丈夫なの…? って大丈夫じゃなくて今でも平気で波は島の中に入り込んでくる。
この日は本当に穏やかで上陸にはラッキーでしたけど、本来の端島の気象条件は味わったとはいえないですね、とガイドさん。
船酔いしない程度に波のあるときにも来てみたいかなー。
 
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端島小中学校。この奥に端島病院と、グラウンドがあります。
グラウンドやプールが端にあるの、もしかしたら防波・防潮の意味もあったのかもしれないな、と思いました。
 
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この手前の柱がベルトコンベアの跡です。
 
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◎さらば端島・軍艦島!

あっという間に終わってしまったツアー…心残りたくさんですが島をあとにします。

 

桟橋へ戻りがけ、崩れた防波堤がごろごろ…。
なるほど、これがほんとうに立ってたら見えないものも今は見えてるわけだ…。
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この軍艦島上陸クルーズさんは全ツアーの中でも一番所要時間は長いんですが、それは高島への上陸があるためで、この資料館や軍艦島模型の見学があると、かなり理解が深まるので時間に余裕(特に早起き)があるかたはお勧めです。

値段は正直、どこも変わらないです。


ツアーのガイドをしてくださった杉本さんは端島出身の方ではないのですが、非常に丁寧で優しい説明をしてくださいました。

満員だと200人のツアーなので、個別の質問に応じてる時間はないんですが、下船後にお声をかけたらいろいろとお話しくださいました。

ありがとうございました。

 

正味30分の上陸。

200m程度の見学ルートとは言え、見たい場所は山盛りで全然時間が足りなかったです。

この日は晴天、しかもほぼ波のない好条件でしたが、端島の気象条件的にはむしろ珍しいんだそうで、波が高いとか曇天とか気象の違うタイミングでも行ってみたいし、建物の変化、島の変化も見てみたい。

一度ではとてもつかみきれない端島の魅力。

長崎、近くはありませんが、なんとか再訪したいと思っております。

 
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さらば、端島、軍艦島!
では、そのほかの長崎旅レポに続きます。