与一くんのテーマソング・Hey!Say!Yoichiくんでご当地キャラファンにもおなじみのシンガーソングライター・清水孝宏さん。
先日、ホームである大田原にてご自身のアルバムリリース記念コンサートを開催され、その模様はこのブログでもレポートしました。
キャラクターソング以外の清水さんの曲を聴いたのはその時が初めてでしたが、どれもキャッチーで、また、その唄声の素敵なこと! CDもとても聴き心地がよくてリピートしております。
その清水さんのライブが、急遽、梅島hugoで行われるということで、行ってまいりましたー。
清水孝宏トーク&ライブ in 梅島hugo
2016.3.26
ゲスト: 神崎隆広
WTakahiro です。
あ、今回はですね、トーク&ライブ なんです。これ、ポイントです。
最初からもう、面白すぎまして。
この日、茅ヶ崎で「ゆる~いご当地キャラパーティ」というキャラクターイベントが開催されてまして、お客さんも掛け持ちしてきた人は多かった(私もです)わけですが、神崎くんも掛け持ちなわけですよ。
ステージで、この後、夜にライブがあるので終わったらすぐ帰ります!って話してたのに、結局、最後まで残ってた神ちゃん。
コタロウチームと車で梅島に移動するということで、間に合うかなぁ大丈夫かなぁ…と思いつつ、私は電車で梅島に移動。
19時開場。受付はまさる店長。カウンターにシェフ・みきまま。他に誰もいない。
あっ、やっぱり、コタロウチーム、間に合ってなーい!大丈夫なのかー!?
そのうち、主役の清水さんがふらりとフロアに現れる…
突如、どたーんばたーんと転がり込んできたもの…それは、神ちゃんでした(笑)
このとき、19:29!(笑・ライブスタートは19:30)。
とんでもない渋滞だったそうで、ヘロヘロの神ちゃんでしたが、何はともあれ、ライブスタートです(笑)
神ちゃん「びっくりしたぁ…俺、清水さん、撮影禁止って言うのかと思って、この人、そんな人だったのかぁ…とんでもねぇな!って思うとこだった(笑)」
清「いやもう全然全然。えっ、神ちゃん、ダメな人?」
神「いや、全然、オッケーです、オッケーです!」
清「だよね!よかったよかった。あっ、ただねえ、あんまりね、アップで撮らないでくださいね、肌の調子とかね、色々ありますからね(笑)」
神「あーっ、そう、荒れてたりするとね、ちょっとね!」
…と、このテンポでどんどんどんどんしゃべるふたり。
とうとう清水さん「今日はトークライブですから。唄いませんよ?」
ちょっ、待ってぇぇぇ(笑)
えーっ!?という声に、
「えっ、唄、聴きたいですか? いいでしょ、別に」
よくないです!(笑)
「ひまわり」
「あの空の向こうに」
アルバム「Double」から、先日のコンサートでも唄った2曲ですが、ギターとハモニカのみなので、また印象が変わります。
「ひまわり」は素敵な曲。掛け値なく。
この唄のフィメールボーカル版を歌っている飯野歩さんは、飯野おさみさんの娘さんだそうです。びっくり! (元ジャニーズの飯野さんですが、私にとっては、劇団四季の俳優さんで、「コーラスライン」ザック、「キャッツ」マンカストラップ、スキンブルシャンクス、「アイーダ」ゾーザーと思い出もたくさん…話逸れた…)。飯野さんを始めとして、清水Takaバンドのメンバーはなかなか凄いよ?なんて話もあとでありました(バンドメンバーが松岡英明さんとも繋がってるそうで、ご縁って面白いなぁ、と思いました)
神ちゃんはリハなしでしたが「俺、イケそうだなってところで勝手にハモっていきますから」と、清水さんの音を探りながら、ふっとからんでいくんですが、これがまたいい感じでした。
二曲歌ったあとは「30分で二曲もやったらやりすぎですよ!」などと言いつつも、
「17歳」
「純恋歌」
「Oh! Tower Land」
「Hey!Say!Yoichiくん」
というラインナップで唄ってくれました。
途中、ふたりで「夏色」のハモりもさらりと披露(多分これは全く打ち合わせなしだったと思う)。
曲は、その場でどうします?どんなの聴きたいです?と確認しながら決めてく感じのラフなライブ。
全体は3時間くらいだったんですが、トークに笑いっぱなしで、もー、頬の筋肉が痛かった…。
清水さんもこの破顔。
トークの内容は…笑いすぎてあんまり覚えてないですけど、一応、オフレコということでしたので詳しいレポは控えます。
アイタイの話、石田洋介さんと清水さんの出逢いやこれまで清水さんや神ちゃんが遭遇してきた愉快なエピソード( ああ、ご紹介したい…( ̄▽ ̄) )、ご家族の話(清水さんのお子さんの微笑ましいエピソード、ご自身が音楽の道に進む上でのお父様との約束…)、ギター談義、作曲談義(カノンコードの話から、キャッチーなずっと残る名曲を作りたいものだ、という話。そして、二人とも、キャラソングはオリジナルソングより褒められることが多いそうな…)、これからの話…などなど、ほとんどノープランで話し出してるのにちゃんとまとまるあたり、さすがのトーク力!!のおふたりでした。
鵜沢オーナーもしきりに面白い、面白いよ!って言ってて、またやってよ!と話してたので、第二弾もありそう。
特に、神ちゃんとのハーモニーは「自分の上を行ってくれて、声がちょうど合うんだよね」とのことで「WTakahiro」もまた違う形でもお披露目がありそうですよー。
(それと、石田さんのボーカルに清水さんが低音、神ちゃんが高音でハーモニーつけて何かやりたいんだよなぁーっ!とふたりしてしきりに言ってたので、何かそんなトリオも実現したらいいなぁー!)
「純恋歌」
清水さんもストリートライブの経験があり、その時にとにかく「儲かった」(笑)のが長渕なんだそうです。「17歳」でハモニカを使わなかった(「使うの忘れた」って…笑)ので、ハモニカの話を神ちゃんが振ったところ、さらっと一曲。
「ギターケース開けとくとこう、お札がたくさん入ってね…」と話す清水さんに、神ちゃん「あぁ…僕らはゆず世代なんで、ギターケース開けないんですよね。ゆずが、お金のためにやってるんじゃない、って閉じてやってたので…」。
ちなみに清水さん37歳、神ちゃんが6月で28歳。10歳くらい違う。石田さんが45歳なので、この御三方、ほぼ均等に上下の年齢差が開いてるんですね。
(誕生日が清水さん5/15、神崎くん6/12、石田さん7/19って3ヶ月連続してるのも奇遇!)
「Oh! Tower Land」
清水さん作詞、石田さん作曲、いとうまゆさん振付のコラボソング。先日の清水さんコンサートでお披露目されたばかりの曲をギターのみ、神ちゃんのハーモニーで。
「ギターだけでやるの初めてだなー」
「Hey!Say!Yoichiくん」
「これは俺、やると思って、ちゃんとハーモニー練習してきた!」な神ちゃん。
みんなで楽しく踊りました。私の振付はぼんやりしてたけど(笑)
大田原のコンサートでも気になってた清水さんの前に置かれたタブレット。
清水さん、高らかに「僕はね、歌詞、覚えません」宣言してました(笑)
間違えないよう歌詞に工夫したりもしたけどどうしても間違える。なら覚えないで見ればいいじゃん!の発想。
石田さんも、大田原で見ていいなぁ、買おうかなぁって言ってたそうです。どうしたかな(笑)
ギターケーブルを特注で(!)こたつケーブル風にした、とご自慢の清水さん。
そのうち、スイッチも本当に使えるようにするつもり、電気毛布のスイッチみたいにスライドでミュートできるようにしたい、と楽しそうに語ってました。
このあと、CD「Double」に仕込んだちょっとした工夫や、「Hey!Say!Yoichiくん」の歌詞には実は「那須与一」が隠れてるんだよ、という話もあり、清水さん、どうやらそういう「遊び」にはこだわりがある方のようです。
CDの工夫はその場で買った方が気がついて「気づいてくれる人がいると嬉しい!」とにっこにこでした。
皆さんも探してみてください。
清水さんのギターがあまりに弾きやすくて手放せない神ちゃん。
「すっげー弾きやすいなんだこれ…」
「売ろうか?」(笑)
オーストラリア製のもので15万くらいかな、と話してたら、なぜか鵜沢オーナーが10万で買い上げて15万で神ちゃんに売る展開になり、神ちゃん思わず「なんだそれ、やだよ!」(笑)
休憩時間に出てきたみきままの塩むすびー! みんなでmgmgしてたら、唐突に「おにぎり100円の唄」を即興で歌いだす清水さんと神ちゃんでした。
この日のみきまま特製メニューは、栃木県民ソウルフード、じゃがいも焼きそば!
超カルボローディング!(笑)
この日のトークの中で印象的だったのは、清水さん、ご自分の声にコンプレックスがあるんだそうで。ええー。いい声なのに。
「嫌いなんですよね…自分の声を聴くとうわぁ…って思う。でも、嫌いだからこそ、何とかなりたい、何とか乗り越えたい、と思って、それでやり続けられてるのかもしれないですね」
このお話を聴いていて、腑に落ちたことも。
清水さんの曲を聴いてると、俯瞰の感覚があるんですよね。CDのラインナップにしても、ライブの構成にしても、曲にしても、耽溺してるところがなくて、少し、高いところに視点を置いてるのを感じる。先ほどの遊び心なんかも、外から客観的に見てないと出てこない発想。
それが清水さんのバラエティに富んだ世界を作ってるように思います。
「音楽なんてモテたいからやってるんですよ。20歳のメンタリティですよ」なんて笑ってましたけど。
21時半から再開しましょうと言いつつそのまま喋ってて過ぎちゃって(笑)、じゃあ最後に…と誕生日を祝う曲を(タイトル、きちんと聴けなかったんですが、「バースデーソング」とおっしゃってたかと思います)。
明るく、優しい曲でラストとなりました。
まあ、そのあともみんなでダラダラ飲んで喋ってたわけですけどね(笑)
清水さんの気さくさに、楽しく過ごさせてもらった…えっ、3時間!?Σ('Θ'。) …あっという間の時間でした。
次回も楽しみにしておりますが、次は、トーク6割・ライブ4割くらいで、ぜひ(笑)