チャッピーとの13年8カ月。 | UNO’s LIFE

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気楽に気ままに思ったまんまに綴る。
好きな言葉は如蓮華在水!

チャッピーが羽を付けて飛び立ってしまい、

ぽっかり心に穴が開いてしまった涙


いつも3匹セットだったのに…

空の器を見ても、

黄色のリードを見ても、

あーもう必要ないんだ・・・って思うと涙が止まらなくて。


もう大好きなボール遊びもしないから

ボールも全部必要なくて。


ヨダレ拭きのタオルもいらなくて。


チャッピーに使ってきたたくさんのものが

要らないと思うと涙が止まらなくて。



チャッピーとの出会いは

12歳の時。

犬が欲しくて欲しくてたまらない私。

団地住まいだったので、

犬を飼いたいという私の希望で

今の一戸建てに越してきた。


引っ越して1週間もしないまだ部屋の片付かない内に

犬を飼った。


それがチャッピー。


原のダイエーで

お父さんが見つけてきて

ゴールデンの子犬がいたよーって

学校帰りに車で会いに行った。



見た姿は毛むくじゃらで顔がどこにあるのかもわからず。

顔をあげても目が小さすぎてあんまり分からず。笑


値段も格安になってた。値下げの札まで付いてた。



けど可愛くて可愛くて飼うと決めたら

店員も思わず

「え?ホントにこの子でいいんですか?」と。



店員も売れ残ると思っていたのがチャッピー。



ゴールデンとは思えない不細工さ。笑



自宅に仕事を終えて帰ってきたお母さんは一言目

「やだ・・目が垂れてる」と言って

触りもせずに部屋に逃げ込んだくらい。笑



けど可愛くて可愛くて毎日学校から帰って来てはチャッピーと遊び続けた。

中学に入ってからも朝練の前に散歩して、

チャッピーが足をあげておしっこした時には感動して泣いた。



抜けた歯も今も取ってある。


部活から帰って来てもチャッピーの散歩して

寝る前までずっと一緒にいた。


中体連とかの日だって

どんなにハードなスケジュールでも

欠かすことなく雨でもチャッピーの散歩をした。


潔癖で有名だった私が

素手でチャッピーのよだれを拭った日には

両親が絶叫した。



チャッピーのためならなんでも出来たし。



シェパードとの対決の際も

家族を守ろうとするチャッピーを

私が守ろうと後先考えず前に出て

危うく私は首を噛まれるところだった。


それくらい大好きで。



海に行けば沖まで出ちゃって、

漁師に助けられるチャッピー。


メス犬見つけたら一目散に駆けつけちゃうチャッピー。



犬にかまれ。

猫にひっかかれ。


それでも怒らないチャッピー。



チャッピーが怒ったのは一度だけ。

シェパードから家族を守る時だけだった。




その次に飼ったレオン。

そして拾ってきた子犬数匹。


どの子にも優しくて、同じ高さに寝転んであげて

わざと噛まれてあげて。


面倒見が良くて、

優しくて、

近所の子供にもお母さん達にも

犬仲間にもダントツで人気だったチャッピー。


決して可愛い顔じゃないけど、

愛くるしい表情と仕草で人気だった。



おばあちゃんはミス福岡だというのに

足が短くてずんぐりむっくりなチャッピー。



病院でも「この子はいつもこんな顔ですか?」と聞かれるくらい

目が小さくて。笑



そんな可愛いチャッピー。


いっつもいっつも一緒でした。



チャッピー。

13年と8カ月。

本当にありがとう。



今でもあのふわふわに触れたくて

ぎゅーってしたくて、

たまらない。

チャッピーのおならの音に何度爆笑したか。

チャッピーのまぬけな姿に何度爆笑したか。


足がコキってなっても

足を引きずりながらボールを取りにく

健気な姿に何度勇気をもらったか。



泳ぐの大好きなのに

誰が見ても溺れてるようにしか見えない

そんなところもホントに可愛くて。


やること全部可愛くて。


チャッピーが他界して、

私以上に近所の人が凹んでるよ。


チャッピーの良さはみんなに伝わってるね。


動物関係の仕事の時も

わんこの保育園でみんなのお父さん役として

色々教えてたね。


チャッピーに関わる人みんなが

「こんなおっとりした良い子見たことない」って

言ってくれて。



ちょっとだけ頭は悪かったけど。

溝をジャンプして溝にハマったり。

電信柱にぶつかったり。

自分でリードを踏んでおいて前に進めないからって

涙流したり。


そんな姿も本当に大好きでした。



チャッピーが旅立った8/2。

腕の中で眠りについてくれたチャッピー。


本当なら私は仕事場にいるはずなのに、

昼休み、なんとなく帰ろうか~ってなって

自宅に帰った。



私が帰りついたら安心するように

虹の橋を渡ったねにじ


素敵な新月の綺麗な夜。

チャッピーを火葬することが出来てよかった。



我が家に来てちょうど13年と半年になる日に旅立った。

きっちり13年と半年。

チャッピーが来た2/3から私たち家族は本当にたくさんの喜びをもらいました。



ありがとうと何度言っても言いきれないくらい。


最後・・・お父さんが牛肉はもったいないと豚肉にすり替えたから

大好きなお肉食べ損ねて虹の橋渡っちゃったね。


お父さんが悔やんでるよ。



13年半年。


世界で一番大好きな存在でした。


きっとこの先もチャッピーを抜く人はいない。



大好きでした。



UNO’s LIFE

大好きなものと一緒に火葬してあげてくださいと言われて

お父さんが本気で悩んで一言。


「チャッピーが好きなのってサトコくらいだろ」と言った時には

恐怖で涙がこぼれたよ。


ボールと可愛いお花で我慢してね。


本当に長い間ありがとう。


チャッピーが長期間苦しまずに霊山に旅立てたことが

一番の救いです。



ありがとう。