綴る2019 | まりゑ official blog「綴る」Powered by Ameba

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キューブ所属。役者。
お芝居と結婚して
歌と恋をしてます。

ファンタスマゴリックのMARiEで
作詞、振付を担当してます。

限りある世を、目一杯楽しむ所存。
よろしくお願い致します。

2019年

最後の日。

年末年始、忙しな師走
会ったり笑ったり食べたり飲んだり
寒いね、温かいね、なんて言ってる間に

2019年は、着々と出て行く準備を整えていたんだね。

私はそんなことに気づきもしないで
“時間”は、永遠にあるみたいな感じで過ごしていたよ。

相も変わらず。
あいも変わらず。
相も変わらずにいられることの
尊さを思い知らされ、

自分の半身を失った今年。



生きていた年月分、
ちょっとづつ拙い経験を重ねて
そこで手に入れたアイテムで武装して
日々起こる色んなことと対面しては、
解決してきたつもりなんだけど

そんなアイテムが
一気に音を立てて崩れていく感覚は
私の人生において、きっと今までも
そしてこれからももう、ない。
虚無感の応酬と、果てのない悲しみの闇に
ずっと体全体が目に見えないベールで包まれてる感覚。


衝撃と悲しみにただ、ただ、立ち尽くす

とは、このことなんだと悟った。

でもそれと同時に


『もう、あとには戻れない』


という普遍的な事実を頭上からタライのように落とされた感覚もあった。

悲しみを“ただの悲しみ”として、

ただそこに浸ってはいられない。

自分は何がなんでもあの娘の分まで

強く、そして思いっきりな人生を歩まないといけないと
変な使命感にも似たものが
体の臓器の臓器の間からぐつぐつと
湧き上がってきたのだった。

言い換えるのであれば
そうしてないと半身を失った今
うまく立っては、いられなかったんだとも思う。

弱味や、弱ってる自分を
他に見せることが幼き頃から
苦手というか、嫌いな私には
そうしてないといられなかった。

今も実際前に進めているのかわからないし
誰かに、気丈に話して振る舞ってても

それが本当の自分なのかもわからない。

これが人生か。
神様をいくら睨んでも恨んでも
何も解決しないし

我々『生』を与えられてる者は
ただ、歩むしかないんだ。
歩むことに夢中でいないといけないんだ。


今年の漢字は『生』
生きることを沢山考えた2019

何気ない日常
当たり前の隣人
たわいもない飲み会
くだらない仲間

今この世にいる間は
自分が大切だとおもう人、もの、ことに
目一杯の愛を注ぐし
伝えていこうと刻んだ。

2019年サヨナラだけじゃなくて
はじめましても、沢山あった。

人に恵まれる星のもとに生まれてきたと思ってる。

これからは
輪郭はなくなったものの心友であり相棒で兄弟姉妹なあのかわいい娘と、心は共に。。

想ひ倍増で、おんぶなのか抱っこなのかはわかんないけど、ひとつの塊の様になって


この目の前にある人生を、歩んでいく。

2020年

何が待っているのか。
何をしでかせるのか。
まだまだ未熟で未発達な私だけど
行ってみないとわからないし
この手と足、細胞全部で謳歌する気合いさ。

たくさんの愛に支えられた2019
本当にありがとうございました。

あなたがいるから私は、ここにいる。

来年も、どうぞよろしくお願い致します。

行こう、一緒に。2020へ!