テイクアウトする、hot coffee
の“蓋”が苦手だ。
あの小さな間口（穴？）からアッツい汁でてくると、
本当にドッキリにかけられた出川さんばりの反応をしてしまう。
あんな小さい間口（穴？）にしたらそりゃそうだ。そうなる。
誰も得しない、リアクション芸は
私の舌の火傷だけが、見届けてくれることとなる。
だから、さっき、蓋をせずにテイクアウトしてみた。
我ながら小さな抵抗だ。
歩くときはさながら忍者のように
抜き足差し足と
手元のhot coffeeが、こぼれぬ様に
持つ左手はロボットのように固定して進む、、、
！？
だのに！！！！
DA・NO・NI ！！！！
『アッッッッつ！！！！！！』
動かしている筈のないhot coffeeが
そう、ホットなコーヒーが
私の左手に散らばりのさばりっ
左袖を汚しっ
私をまたリアクション芸人に、押し上げる。
なんという仕打ちッッッ。
全くもって、動かしてしまった感覚ないのに！！
蓋がないとやはり、こぼれるのか。。
まぁー。。こぼれるか。。
そりゃそうか。。蓋、ないんだもんな。。だな。
意識せずとも
何事も“動いている”のだ。と
ということで
私は現在
2年ぶりに帰ってまいりました
ミュージカル『JERSEY BOYS』
の世界に浸っております。
もう2年も経ったのか。。
と、とてつもなく首を傾げたくなる時間経過感覚であります。
同じ作品
同じ脚本
同じ演出
ですが
やはり“動いている”様です。
意図せずとも変化するものは変化をしている。
変わらないものは勿論、存在するけど
常に我々も、世の中も、あなたも、
“動いている”のだ
どちらかといえば
意図せずに“動かしている”の方が近いのかもしれないけど。
今日会ったわたしと
明日会う、わたしは
少なからず、違う。
テイクアウトのhot coffeeには
やはり“蓋”をしようと思ってる。
そして、あの小さな間口（穴？）に
ふーふーと優しく息を吹きかけつつ、
恐る恐る、慎重に啜り飲みするであろう。
人は変われるし、
変わるし、
変わらなくていいし、
変われないとこもあるけど
巡りに巡ってひっくるめて
愛おしい物体だ。
さぁ、そんな愛おしい物体が集結した
奇跡の様な2018年版『ジャージー・ボーイズ』
幕開きし、ここから11月の凱旋公演まで
きっと動き続けて、進化していくだろうと思う。
ここから。ここから。
是非劇場で体験してもらえたら幸いだ。
劇場で、待ってる。
