toiletalk。 | まりゑ official blog「綴る」Powered by Ameba

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キューブ所属。役者。
お芝居と結婚して
歌と恋をしてます。

ファンタスマゴリックのMARiEで
作詞、振付を担当してます。

限りある世を、目一杯楽しむ所存。
よろしくお願い致します。


まりゑは急いでいた。
駅構内のトイレへ急いでいた。

そう、
何を、隠そう尿意を我慢出来なかったからだ。

次の電車まで10分くらい余裕があった。


ー今しかない。ー

流し目をかましながら、
青色赤色の棒立ち男女マークをさりげなく探し
迷いなく、進む。

駅構内のトイレには若干抵抗はあったが
そこの駅のトイレは“リニューアルしました”感満載だったゆえ、安心して足が向いた。

尿意は、準備万端だ。
いつだって「こちとらぁ、出るとこ出たっていいんだぞぉうぉらぁ!」だ。


足を踏み入れた瞬間、立ち止まる。

んなッ、ぎぎょ、行列!!

厄介なことに
列が、出来てしまってるではないか。

一瞬考える。
この列は果たして、次の電車までに消化できるだろうか。。

フと、
頭の中にはこの曲が流れた


列に入れよ、我らの味方に〜
砦の向こうに、憧れの世界〜


私は
列に入ることを

決めた。
(片手には赤い旗を強く握りしめている勢い)

刻々と進む時計の針とは正反対に、
じりじりとしか進まない行列。。

まりゑは、焦った。

タイムリミットへの焦りと
なにより、尿意は戦闘態勢に入っていたのだ。

♬砦の向こうに、憧れの世界。。。

そうだ。
静かに心と、尿意を落ち着かせていると

順番が来た!
やった!やった!

並んだ個室たち。
一番手前のドアは開かれた。
いざっ!と入ろうとした瞬間
目の前に現れたのはそう、


WASHIKI
〜japanese antique toilet〜



一瞬、躊躇する
和式トイレッ!?えぇえぇッ!!と
躊躇した自分がいた。

ごめんよ、和式トイレ。
日本を代表する
いや、日本の便文化を背負ってきてくれた
立役者ならぬ“便役者”に対して

なんたる無礼を働いてしまったんだッ

瞬時にして猛省をし
いざっ和式トイレを
愛と誠意をもって使用させてもらった。


久しぶりに使用して感じた

和式トイレのポテンシャル

昔の人の足腰の強さは
確実に和式トイレの功績ではなかろうか。

あの態勢は
洋式トイレに慣れ腐ってしまった人間からすると

恐ろしいくらいに
辛い態勢であった。

今、筋トレ女子か流行っているらしいが
そのトレーニングと比じゃないくらい、
かなりの足腰の筋肉を刺激される。
もしかするとこれから
『和式トイレdeトレーニング』とか推進されてもおかしくないね、レベル。


平和 式トイレ
調和 式トイレ
昭和 式トイレ

和式トイレのポテンシャルは、
そこはかとなかった。

また出会った際には
自分の筋トレも兼ねて使用していこうと思う。

考えると
便器と肌が触れる部分もなく、
ある意味衛生的には、洋式よりもキレイなのかもしれない。

。。。

。。。はい、

この記事をここまで読んでくれたそこのあなた。

驚くなかれ
この記事は何のオチもなく
これで終わります。


一番ここまで書いて
言いたいことは。。。







和式トイレ使う私を想像したべ?




和式トイレトレーニングで、
老後を明るく過ごそう。
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