誤審ではない | 終着駅に降りる

終着駅に降りる

一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

村尾三四郎が出場した、柔道90キロ級決勝の判定を巡り、、

TVやNETでは誤審と騒いでいますが、

全日本の鈴木監督は、冷静に試合を振り返っています。

判定基準を詳しく説明、試合を客観的に分析した結果を、

「非情に惜しかった・・・」

「詰めが甘かったのか、相手が強かったのか・・・」

「・・・そういうこと」

 

私は、昔少しだけ柔道を経験したので

多少なりとも、見る目があると思っています。

男子90キロ級決勝で、村尾三四郎と対戦したのは、

ジョージアのべカウリ(東京五輪の優勝者、世界ランク1位)

試合進行は、互角でした。

双方が、「技あり」を取った後

村尾選手の内またで、ベカウリは、尻餅を着きましたが、

背中は着いていないので、「技あり」になりません。

その後に、背中もつきましたが、

一連の技でないので、ポイントになりません。

でも、タイミングもよく、効果的に見えたので

試合後、TVやNETで誤審と騒いでいます。

 

この試合の中継は、準決勝まで見ましたが、

ジョージアのべカウリは、強いと思いました。

多分、村尾三四郎よりも強いのでは・・・、とも

翌日、決勝戦の映像を見たら、

村尾三四郎は、互角以上の戦いをしていました。

でも、結果は負けです。

それに対する鈴木監督の冒頭のコメントが、

全てを語っていると思います。

 

柔道の試合は、後ろのスッタフがモニターでチェック

必要ならば、主審へ判定変更の指示を出すので、

少し遅れて判定が変わることもあります。

時には、開催国フランス寄りの判定もありますが、

おおむね、公平だと思います。

 

村尾三四郎は、名前までもがカッコイイ

まるで、柔道の申し子のようです。

それにしても、日本の柔道は美しい

81キロ級の勝者、永瀬の立ち姿など・・・

 

貴女にとっても、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・