恫喝で、世界を黙らせる | 終着駅に降りる

終着駅に降りる

一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

昨年、パレスチナの民間人に犠牲者が多くなり、

国連のグテーレス事務総長は、声明を出しました。

「ハマスの攻撃は、理由もなく起こったのでない・・・

そのことも、同時に理解すべきです」

「パレスチナの人々は、56年間に渡り

イスラエルの占領に苦しめられていた」

 

瞬時にイスラエルは、烈火の猛反発をしました。

「この発言は、テロリズムを正当化している」

「事務総長の即時辞任を要求する」

その後の様子は伝わって来ませんが、

想像できるのは、イスラエルの激昂と恫喝に対して

関わりを避け、場内が静まり返ったのでは・・・

 

恫喝で、世界を黙らせるイスラエルの論理とは・・・

多くの民間人に犠牲者が出て、世界中からの非難を浴びても、

強い軍事的な対応で報復を続ける理由は、

世界最強のイスラエル諜報機関の掲げる言葉にあります。

1,誰かが殺しに来たら立ち向かい、こちらが先に殺せ

(ユダヤ教の聖典の一節)

2,我々は、国家がなければ生き残れない

3,我々の国家は、常に存亡の危機にある

依って、世界を敵に回してでも、戦う・・・

国家民族を突き詰めれば、この論理になります。

 

パレスチナ問題は、イスラエルがパレスチナを、

国家として認めないことです。

イスラエルは、ハマスがイスラエルを認めないことを口実に、

ヨルダン川西岸地区では、実効支配地域を広げ、

ガザ地区では、地上侵攻により破壊しつくし、

パレスチナの消滅を画策しているとしか思えません。

 

追い詰められたハマスは、テロに走りましたが、

一方の、イスラエルの地上侵攻は、侵略者そのものです。

イスラエルの地上侵攻を止められるのは、アメリカ

でも、自重を促しながら弾薬の供給を続けています。

アメリカもイスラエルも、民主主義国家

これが民主主義なのかと言いたくなる・・・

でも、これが世界の現実だろうナア~

 

貴女にとっても、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・