日本の横並び集団は、強い仲間意識と、
ユル~イ上下関係が特徴だと思います。
身内へは事なかれ主義で対応し、
責任の所在もあいまいにするので、
人によっては心地良く感じられるようです。
横並び集団が、社会の多数派です。
人口の30%が、一つにまとまれば、
世の中の流れは、その人たちに引きずられます。
個人の意見や、少数派の意向は無視されて、
時には、あり得ない方向へ流され・・・
古くはナチスの例、支持者は30%と伝えられ、
その人たちに扇動された人々が、大凶行に及びました。
日本では、横並び集団が責任もあいまいにして、
あり得ない程の借金を作りました。
そして今となっては、誰もが我関せず・・・
子供たちへの責任も、将来への義務も放棄をした、
その場シノギの無責任体質です。
横並びを支持する人たちが、社会の主流なのは、
日本だけの特異な現象です。
彼らは、部外者に対して排他的で閉鎖的
民主主義よりは全体主義的な人です。
一方、一人で生きる人たちは、個人主義的な人
双方には、受け入れ難い感覚の違いがあります。
個人主義が少数派の日本では、
一人で生きる人たちの、社会的な信用も低く、
社会保障などでも恵まれていません。
横並び集団で成り立つ日本の社会は、
自分たちのことしか考えていません。
社会的弱者が安心できる居場所がありません。
強く生きられない人たちの居場所もなく、
100万人が引きこもっています。
引きこもりの存在は、日本だけのこと・・・
何故、個人を認めて、個性を尊重しないのか・・・?
それが、民主主義のあるべき姿と思いますが・・・
(つづく)
貴女にとって、貴方にも
今日が良き日であります様に・・・