ガンと向き合う | 終着駅に降りる

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一人暮らしも慣れたけど、今は、守るべきものが何もない・・・

 

ガンと向き合う

6年前に家内を乳ガンで亡くしました。

私も腎臓ガンの摘出手術を受けました。

私のガンとの向き合い方は・・・

                        

第一線の研究者は、ガンの克服に50年かかる・・・

ガンの発生原因をたどると、遺伝子まで遡り、

生命の維持機能と表裏一体になっています。

命あるモノは、生まれた時から老化が進行し、

いずれガンを発生する様に、組み込まれています。

若年性の突発ガンなどの例外は除きますが、

一般的なガンは、老化現象による細胞の劣化なので、

それに抗う治療は、神の領域とさえ思えます。

                     

標準治療を誤解している人もいます。

標準治療とは、科学的根拠に基づき、効果があり、

安全も検証された、現在利用できる最良の治療です。

一般的な治療のことではありません)

ガンの種類や進行の程度によって変わるので、

その都度、医師から説明を受けます。

標準治療には、手術、化学療法(抗ガン剤等)、

放射線治療と最近注目されている免疫療法も・・・

更に、誤解している人もいるので・・・

最先端治療とは、今までにない治療法のことですが、

それが、その人の最善の治療とは限りません。

                   

一度だけ見たことがあります。

腫瘍部門(外科、乳腺外科、泌尿器科等)の医師が集まり、

シャウカステンを見ながら真剣に議論しています。

各患者の治療方針をお互いに検討している様子でした。

部外者は近寄れない雰囲気があり、

そこで導き出された治療法は、信頼できると思いました。

                         

家内の主治医は、人としても信頼できるお方

先生に支えられ、最期まで治療を続けることが出来ました。

化学療法室の看護師サンとも良好な関係、

検査技師さんは、廊下で会っても声をかけてくれました。

認知症が進行していた家内を、最期まで看取って頂き、

唯唯、感謝しています。

                      

話は替わりますが、サプリメンを勧める本は読みません。

それらの推薦文を書いた医師は、研究論文がありません。

何を根拠に推薦文を書いたのか・・・?

よ~く読めば、推薦していませんでした。

(つづく)

                          

貴女にとって、貴方にも

今日が良き日であります様に・・・