空調が効き過ぎていて薄ら寒いファミレスの中、氷の入ったグラスを僕は持て余していた。
相手からちょっと遅れてくるとの連絡があり、そのちょっとがどのくらいのちょっとなのか判断できない僕は、此処を動くわけにもいかずぼーっとただ時が過ぎるのを待っていた。
そういえば、今思うと彼女も随分と遅刻が多かった。
初めて僕が誘ったデートの時なんて、待ち合わせ場所に来たのは指定した時刻の一時間後だ。あの一時間の絶望感は今でも胸に深く突き刺さっている。
別に大学の普段の講義に休むことはあっても遅れることのない人だったのに。
あの時も何かあったのかもしれない。
そのことも、聞いてみよう。
未だ鳴らないドアベルを眺めて、僕はため息をついた。
作者のコメント。
どうも。また期間が空いてしまいましたね(・_・;
言い訳がましいですが、最近帰宅後の体調が優れなかったのです。
いろいろと日常生活で気を張る場面があり、部活動もようやく軌道に乗ってきた感じがしてきて全力で取り組んでいたところ、どうやら精神的にも肉体的にもだいぶきていたようで、体に少しガタが来ています。
しかし、またひと段落したので少しずつ投稿していきます。
なんとか早めに皆さんに作品をお届けできるよう、尽力します。
では、またお会いしましょう!