諸事情により、昨日の午後に投稿する予定だった小説がボツ作品となってしまいました。
楽しみにされていた方がいらっしゃったら、申し訳ありません。m(_ _)m
代わりと言っては何ですが、以前、友達のリクエストで書いた、即興の超短編小説(詩?)を投稿させていただきます。
では、どうぞ。
「lost “thing”」
なくしたものを探して、彷徨う毎日。
あの日から一体何日経ったのか、僕はもう数えることをやめた。
近頃は唯一の安らぎだったお風呂でさえも、ゆったりと入れはしない。
ふと気づくと、なにを探しているのかも分からなくなっていて、思い出しては安堵の息を漏らす、ということが何回もあった。
記憶の輪郭がぼやけるたびに、もう忘れてしまうのではないかと怖くなった。
不安でいつも震えていた。
何があっても、忘れたくない。
忘れたらもう見つけられないから。
どこだ、どこだ、どこだ。
此処ではない彼方か。
だめだ、だめだ、だめだ。
忘れてしまえば終わってしまう。
まだだ、まだだ、まだだ。
諦めるにはまだ早い。
なくしたものを探して。
変えのきかないものを探して。
僕は今日も探している。
なくしたものを。
亡くした者を......。
fin.
小説はまたじっくりと書いていきますが、この程度の長さの物語をしばらくの間は投稿していこうと思います。
では、またお会いしましょう!