以前 「生きてこそ」(Alive)という映画を


見たけど 多分 元々の実話は同じだと思う。


飛行機墜落事故からの奇跡の生還。


といったら 奇跡感が強いだろうけど


生存者の方たちにとっては奇跡と言うには


過酷すぎるし 労力 精神力…あらゆることを


して 身体も心も何度も限界に達して


なんとか乗り越えられたのだと思う


生きてこそがドラマのように作られていると


するならば(それでも過酷)この作品は


よりリアルに ひとりひとりを主人公に


したように描かれていて 残酷さも過酷さも


苦しさも辛さも良く表現されていたと思う。


明日の力にしよう!なんて軽い気持ちでは


見てはいけない映画な気がするし


実際そんな気持ちになれなかった。


ただただ現実に起こったことを乗り越えた


その人たちの物語を真摯に受け止める


そんな映画だった。


あまりに感情移入したら きっと落ちてしまう


夢にまで見てしまった。


でも 見て良かった。


本当はこの映画の100倍以上…


経験したことのない人にはわかり得ない


壮絶すぎる経験だったと思う


この事実を知ることができて良かったと思う。