「窓を開ければ~~」から始まる「別れのブルース」を百万枚以上売り上げて、代表曲ともなっている淡谷のり子さん。

 

先天運は本命星(宿命)が三碧木星、月命星(運命)が八白土星、「雷山小過」(低姿勢)、変動運81位中38位。

 

私の記憶としては、コメンテーター的な感じに意見を求められると、歯に衣着せない物言いで、ばっさりと当時の出来事を斬っていたイメージがあります。

 

サバサバしてる感じから三碧木星とかはありそうだとは思っていましたが、やはり本命星にもっていらっしゃいましたね。

 

 

芸能人、有名人でもこの「雷山小過」を持つ方での成功者は非常に少なくて、あとは2021年になくなった田村正和さんが有名でしょうか。

 

独特の世界観と、話し方なども見ていると非常に魅力的な方だったんだろうなとは思います。

 

淡谷のり子さんの場合は、生まれた時代というのもあるとは思いますが、日中戦争が勃発した昭和12年に「別れのブルース」を発売していますし、その後第二次世界大戦があったり、その間にも「雨のブルース」を出して、満洲兵にも支持をされています。

 

この「雷山小過」という先天運の方も勿論お客様にいらっしゃますが、占断をさせて頂く時は非常に伝え方も難しい星ではあります。

 

ただ単に低姿勢で在る事を伝えるのとは違うからです。

 

今年は八白土星を持った方は中宮に定座している三碧木星の影響を受けて、この「雷山小過」(低姿勢)という暗示が出る訳ですから、どうアドバイスするか、ここは非常に大事な事です。

 

三碧木星の性質と、八白土星の性質は噛み合うようで噛み合わない部分も多く、逆に作用するとただの無礼者として見られる可能性があるからです。

 

淡谷のり子さんの場合はテレビに(歌合戦の審査員)出演されるようになった時には大御所でしたから、プライド高く振る舞っていても問題はなかったでしょうが、まだ駆け出しの人間が同じ態度をするとまずかったでしょうしね。

 

淡谷のり子さん自身、第二次世界大戦中に慰問に行かれたときに軍部の命令には耳を傾けず、自分のステージ衣装で歌ったというエピソードもあり、恐らく化粧やステージ衣装であるドレスが贅沢だと言われたのではないかと思いますが、それに対してこれは戦闘服という信念の元、戦時中に禁止とされていたパーマをかけ、ドレスに身を包み、軍歌を歌わず、戦地に赴く兵士達に「別れのブルース」を歌ったんだそうです。

 

その歌声に癒やされた兵士達は、淡谷のり子さんの手を握りしめ、戦地に出撃していったと。

戦争が身近でない現代に於いてはなかなか共感はしにくいかもしれませんが、その人達に対する姿勢や、自分のステージに対する信念はこの「低姿勢」という暗示を持つ真骨頂ではないかと思います。

 

その時代に同じ様に流行ったとされる演歌を淡谷のり子さんは毛嫌いしていたそうです。

 

後の大スターになる美空ひばりさんの事も大嫌いと発言していたとか。

 

でも、歌い手としての自分の稔侍をしっかりともって生きてきた淡谷のり子さんが現代になって、歌合戦の審査員としてブレイクされた時に、辛口ではあったけれど、真実をしっかりと話されていたのははっきりと覚えていて、その姿に共鳴したのは色んな修羅場を乗り越えてきたからこそだったとは思います。

 

そう思うと、同じ先天運を持つ田村正和さんも私生活はどうであったかベールに包まれていましたが、同じ様に俳優として自分なりの信念を貫き、名前や存在そのものが大きくなっていっても、同じ姿勢であったと思いますね。

 

それがこの先天運を持つ人にとっては重要な事だと思います。

 

 

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