ディズニーの名作アニメ「ライオン・キング」を最新の映像技術で超実写化した大ヒット・ファミリー・エンタテインメント大作の第2弾。シンバの父にして偉大な王ムファサの若き日に焦点を当て、孤児となってしまった幼きムファサが、後にスカーとなるライオンの王子タカと出会い、兄弟のような固い絆で結ばれていくさまと、そんな彼らを待ち受ける切なくも過酷な運命を、リン=マヌエル・ミランダが手掛ける新曲とともに圧倒的臨場感の映像で描き出していく。
野生の王国プライドランドの王となったシンバ。幼馴染ナラとの間に生まれた娘キアラに、マンドリルのラフィキがシンバの父で偉大なる王ムファサの伝説を語り伝える。両親を亡くし、ひとりぼっちだったムファサを仲間に受け入れたライオンの王子タカ。血のつながりを超えて兄弟の絆で結ばれた彼らは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指す。旅の過程で孤児から王へ運命を切り拓くムファサと、彼の運命を変える弟タカ(後のスカー)。ムファサを偉大な王にした兄弟の絆に隠された驚くべき秘密とは…。
最近のディズニーはアニメを超えた実写版の評判がすこぶる良くて、実際に2015年「シンデレラ」、2019年「美女と野獣」、2019年「アラジン」、前作の「ライオン・キング」、今年公開されたばかりの「リロ&スティッチ」
洪水でひとり流されたムファサを助け、兄弟のように育ったタカは小さい頃はいい子ライオンで、兄弟の絆は永遠かと思われたのに、自分の王国を“はぐれライオン”のキロスに潰され半グレに…そして思春期には雌ライオンのサラビに恋をして、決定的にムファサと対立してしまいます。思えば、タカの父親ライオンのオバシの教育が良くなかったんだよね
ムファサを遠ざけて、自分の子ばかりを可愛がる典型的なバカ親。一方、雌ライオンに育てられて、群れのみんなを守るよう教育を受けたムファサは、王になるべくして、王になったということでしょうかね。
「ライオン・キング:ムファサ」(2024年)
監督 バリー・ジェンキンス
脚本 ジェフ・ナサンソン
原作 『ライオン・キング』
製作 アデル・ロマンスキー、マーク・セリャク
撮影 ジェームズ・ラクストン
編集 ジョイ・マクミロン
音楽 デイヴ・メッツガー、ニコラス・ブリテル、リン=マニュエル・ミランダ
出演 尾上右近 (ムファサ:偉大なライオンの王)
松田元太 (タカ:後のスカー)
駒谷昌男 (ラフィキ:マンドリルの長老)
MARIA-E (サラビ:後のシンバの母)
佐藤二朗 (プンバァ:イボイノシシ)
ミキ亜生 (ティモン:ミーアキャット)
賀来賢人 (シンバ:ムファサの息子)
渡辺 謙 (キロス:敵ライオンのリーダー)
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ディズニー製作の実写版作品
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