「パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊」(2017年)

ジョニー・デップ主演の大ヒット海洋ファンタジー・アドベンチャー・シリーズの第５弾。悪役にハビエル・バルデムを迎え、ジャック・スパロウの復讐に燃える“海の死神”サラザールに宿敵バルボッサも加わった三つ巴のバトルの行方を描く。共演はブレントン・スウェイツ、カヤ・スコデラーリオ、ジェフリー・ラッシュらに加え、オリジナルメンバーのオーランド・ブルームと、キーラ・ナイトレイも特別出演。さらにポール・マッカートニーがカメオ出演している。監督は「コン・ティキ」のヨアヒム・ローニングとエスペン・サンドベリ。

かつて、ジャック・スパロウにハメられ、海の地獄『魔の三角海域』に幽閉されていた“海の死神”サラザールが解き放たれ、残忍な手下を率いて、海賊の絶滅とジャックへの復讐へと動き出す。そんなサラザールの脅威からジャックが逃れる唯一の道はどんな呪いも解くことができる《ポセイドンの槍》を手に入れること。一方、かつてジャックと冒険を共にしたウィル・ターナーの息子ヘンリーもまた、呪いをかけられた父を助けるために《ポセイドンの槍》を探していた。すると彼の前に《槍》の謎を解く鍵を握る天文学者カリーナが現われる。ジャックはそんな２人と合流し３人で《ポセイドンの槍》を求めて危険な航海へと繰り出すのだったが…。

３部作（呪われた海賊たち・デッドマンズチェスト・ワールドエンド）で完結したはずの｢パイレーツ･オブ･カリビアン｣。まさかの続編「生命の泉」が 2011年に公開されましたが…正直、番外編かスピンオフっぽい内容で、イマイチ感は否めませんでした。それから６年の月日が経って、今度はまたシリーズの５作目

といった気持ちではありましたが、前作よりはきっちりと作られていて、安心しましたよ。ちゃんと、呪いのために幽閉されたウィル・ターナーとエリザベス・スワン夫婦、さらにその息子のてん末も伏線回収されてるしねぇ～＼(^o^)／

さらに、バルボッサが大活躍で、彼の娘の存在や、ジャック・スパロウの若いころの逸話、それに彼のコンパスがまた重要な役割を果たすこととなります。そして今回最大の悪役はアルマンド・サラザールですよ

名優ハビエル・バルデムが演じているので､バルボッサ役のジェフリー・ラッシュとのオスカー俳優対決となります。ジェフリーは「シャイン」で主演男優賞受賞、ハビエルは「ノーカントリー」で助演男優賞受賞してます。そして、最後にはあっと驚く展開が…でも、さらに続編が作られるという話もあるので“彼”もまた出てくるかもよ(^_-)-☆