『鬼平犯科帳スペシャル』の記事を書いたら、
無性に美味しいものが食べたくなりました
『鬼平』の著者池波正太郎氏はグルメとして
も知られ 鬼平が密偵たちと密談する浅草の
「五鉄」は軍鶏鍋屋。
その「五鉄」は架空の店ですが、そのモデル
の一つ言われているのが、人形町の軍鶏鍋
「玉ひで」です。今となっては、軍鶏鍋というよ
りは親子丼で有名ですが、元々は夜の軍鶏
鍋コースの〆として「出されたものです。
以前に、昼の親子丼は食べに行きましたが、
昨年念願の軍鶏コースを頂きました。
ということで、今日は池波正太郎が愛した名
店で、このブログに過去登場したものをご紹
介します お次は、神田淡路町のあんこう
鍋「いせ源」。「いせ源」さんは東京唯一のあ
んこう鍋の専門店です。
この神田界隈には 蕎麦の「まつや」、鳥すき
の「ぼたん」、甘味の「竹むら」など、戦火を逃
れた老舗が 軒を連ねています。鮟鱇の取れ
ない夏場(7‐9月)はメニューが変わるのでご
注意です。
こちらも昨年、知り合いに頼み込んで、ようや
く行くことができました。
軍鶏、鮟鱇ときて、三軒目は江東区森下にあ
る桜鍋の「みの家」。桜鍋というのは馬肉、通
称 “蹴飛ばし” とも言います。ドジョウ、ぼたん
(猪)、軍鶏、くじら、などと並び いかにも江戸
の“粋”を感じさせる食べ物ですね。
こちらの桜鍋は、熟成させて旨味を引き出し
た馬肉を、八丁味噌と 割下の 濃いタレで軽
く煮込み、生卵をからめて食べます。口に広
がる肉の旨味がたまらない美味しさです。
こちらは2013年に、記事をアップしています。
長くなりましたので、この続きはまた明日
明日は、洋食を中心にアップしていきます。