「ブラックパンサー」(2018年) | きまぐれWalker2

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マーベルの人気キャラクターで、アメコミ史上最初の黒人ヒーローとして知られる“ブラックパンサー”が主人公のアクション・アドベンチャー大作。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に初登場したチャドウィック・ボーズマン扮するブラックパンサーの活躍を、アメリカ文化を背景に迫力のアクションと、主人公の葛藤と成長の人間ドラマを織り交ぜ、壮大なスケールで描き出す。出演は「ジェームズ・ブラウン 最高の魂を持つ男」のチャドウィック・ボーズマンと、「それでも夜は明ける」のルビタ・ニョンゴ。監督は「フルートベール駅で」「クリード チャンプを継ぐ男」のライアン・クーグラー。

 

アフリカの秘境にある超文明国家ワカンダはすべてを破壊してしまうほどのパワーを秘めた希少鉱石『ヴィブラニウム』の産出地だったが、前国王の突然の死を受けて息子のティ・チャラが急遽王位を継ぐことに。しかし、ワカンダの歴代の王は、戦いの儀式に挑み、ヒーロー【ブラックパンサー】の称号を勝ち取らなければならなかった。こうして、心の準備のないまま、国王とヒーローという2つの重責を担うことになったティ・チャラ。戸惑いながらも持ち前の正義感で、自らに課された使命に応えるべく奮闘していく。そんな中恐るべき野望を秘めた元アメリカの秘密工作員エリック・キルモンガーがワカンダの秘密を知り、武器商人のクロウと組んで、ヴィブラニウムを手に入れようと暗躍を始めるのだったが!?

 

 

さて、通常営業に戻りましょう。なかなかシリーズの作品数が多く、観るのが追いつかない状況なのがマーベル・コミックを原作とした【アベンジャーズ】が主体のヒーロー映画です。観る順番も前後していますが、ようやく第18作目の「ブラックパンサー」を観ました。テレビで放送されてましたからね。このブラックパンサーの故郷ワカンダに存在するヴィブラニウムという史上最強の鉱物はアベンジャーズのリーダーキャプテン・アメリカの盾の原材料です。だから彼は強いんですね。ただ、話の縦軸(メインストーリー)は地球を救う的なことより、世継ぎ争いです。すんなりと前国王の息子が一旦は新国王になるのですが…。

 

非業の死を遂げた国王の弟の息子(甥)が、虎視眈々と王座を狙うのです。まあ、諸所に悪だくみはあるのですが、恨みに思ってもしかたがないかな、と彼に同情的な側面もあり、これまでのマーベル作品とは一線を画している印象でした。いずれにしろ、この後「アベンジャーズ」に合流して2作品「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」が作られる訳ですが、そちらはもう鑑賞済です。あと残るは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2」「マイティ・ソー バトルロイヤル」「アントマン&ワスプ」と「キャプテン・マーベル」の4作品。でも、新作の「ブラック・ウィドウ」の方が観るのが早くなりそうだな。

 

 

「ブラックパンサー」(2018年)

監督 ライアン・クーグラー

製作 ケヴィン・ファイギ

原作 スタン・リー、ジャック・カービー

脚本 ライアン・クーグラー、ジョー・ロバート・コール

撮影 レイチェル・モリソン

編集 クラウディア・カスティージョ、マイケル・P・シャウパー

音楽 ルドウィグ・ゴランソン

出演 チャドウィック・ボーズマン(国王:ブラックパンサー)

   マイケル・B・ジョーダン  (キルモンガー)

   ルピタ・ニョンゴ     (ナキア:幼馴染み)

   ダナイ・グリラ      (オコエ国王親衛隊長)

   マーティン・フリーマン  (エヴェレット・K・ロス)

   レティーシャ・ライト   (シュリ:ティチャラの妹)

   ウィンストン・デューク  (エムバク:ジャバリ族長

   ジョン・カニ       (ティ・チャカ:前国王)

   フォレスト・ウィテカー  (ズリ:国王の側近)

   アンディ・サーキス    (ユリシーズ・クロウ)