さて、午後にミラノを出発して、次にバスで向かう
のは、“水の都”ヴェネツィアです。 ただね…午後
出発なので、到着は5時くらい。冬のイタリアでは
午後5時はもう真っ暗ですよ
まずはヴェネツィアといえば、ゴンドラ・クルーズ
ですが、最近はゴンドリエーレ(漕ぎ手)でもカン
ツォーネなどの歌は唄わないそうです。オプショ
ンで歌手をやバンドを付けるんだとか
なんとも世知辛い世の中です。我々は もちろん、
歌無し、バンド無し。しかも、真っ暗の中、全く音
がない無音状態で、船が運河沿いを進むという、
シュールな光景が繰り広げられました
ゴンドリエーレは、日本でいうと飛行機のパイロ
ットのような、憧れで、高収入な、ステイタスのあ
る職業だということでしたが、もう少しサービス精
神があってもいいような気がしました。
そもそも ヴェネツィアの観光を夜にもっていった
ツアーの設定が いけないんですけどね まあ、
それも格安ツアーなので、仕方ないですな。気を
とりなして、ガラス工房に行きましょう。
こちらもツアーについていた観光コース。時間的
にムラーノ島に行く余裕はないので 本島にある
ガラス工房(LAGUNA MURANO GLASS)にお邪
魔しました。
ヴェネツィアン・グラスはコバルトやマンガンなど
の鉱物を混ぜることで様々な色合いを表現する
ことが出来ます。グラスを細く引き伸ばし、そこに
花や鳥などの複雑な装飾を施していきます。
ガラス工房では、職人が目の前で見事な腕前を
披露してくれました。私たちのツアーには、4組の
新婚さんカップルがいまして、1組は記念に工房
でヴェネチアン・グラスを買っていました♪