「キャプテン・アメリカ／シビル・ウォー」(2016年)

マーベル原作の大ヒット・シリーズ「キャプテン・アメリカ」の第３弾にして【アベンジャーズ】の豪華再結集で贈るヒーロー・アクション超大作。最強チーム・アベンジャーズが意見の対立から２つに分裂、それぞれが信じる正義を胸に敵・味方に別れて壮絶な戦いを繰り広げるさまを描く。主演はクリス・エヴァンス、共演にロバート・ダウニー・Ｊｒ。監督は前作「ウィンター・ソルジャー」に引き続きアンソニー・ルッソ＆ジョー・ルッソ。

力を合わせ、世界の危機を何度も救ってきたスーパーヒーロー・チーム・アベンジャーズ。しかし、その強大な力を危険視する声が高まり、彼らを国連の監視下に置くことが議論される。アイアンマンはアベンジャーズを守るため受け入れを決意するが、キャプテン・アメリカは己の信念を貫き、強く反対する。そんな中、ウィーンで新たなテロ事件が発生。キャプテン・アメリカの旧友バッキーが容疑者として、指名手配されてしまう。アイアンマンとの対立が深まる中、重い決断を迫られるキャプテン・アメリカだったが…。

前作「アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン」から、続きで観ているので、今回は分かりやすい前々から仲がギクシャクしていたキャプテンとアイアンマンが、ついに決定的に袂を分かつ。その引き金はアベンジャーズを国連の監視下に入れるかどうかそれに従ってもよい派としてはアイアンマン、ブラック・ウィドウ、ウォーマシン、ブラックパンサー、ヴィジョン、スパイダーマン

それに従わないといいうい派はキャプテン、ウィンターソルジャー、ファルコン、ホークアイ、スカーレット・ウィッチ、アントマン。もう完全に６体６。しかも、巧いことに勢力も均等割りされているようです。キャプテンvsアイアンマン、バッキーvsブラックパンサー、ファルコンvsウォーマシン、ホークアイvsブラック・ウィドウ、スカーレット・ウィッチvsヴィジョン、アントマンにはスパイダーマンという具合ね

ただね、やっぱりこの物語の主役だから、キャプテンには肩入れしちゃう。アイアンマン（＝トニー・スターク）は、大金持ちで自分勝手で、我がままで、どうもイケ好かない感じです。日本でいうと、ＺＯＺＯの前澤社長みたいなもんですな。対するキャプテンは軍人上がりで、潔い 軍人だとピンとこないけど、スポーツマン上がりで、松岡修造みたいなもんか。前澤社長と松岡修造の対決ですかね(^▽^;)

前澤社長は、女子にはそんなに人気が無いような気がしますが…何故かダウニーＪｒ．は大人気だから不思議です。それと、罠にかけたとはいえ、こんな超人たちを割と凡人っぽい工作員一人で 操られるのか 超人たち、意外に弱いじゃん。最後には､ウィンター・ソルジャーがまた眠りについてジ・エンドなんですね。この後、キャプテンとアイアンマンは仲良く出来るのだろうか

「キャプテン・アメリカ／シビル・ウォー」(2016年)

監督　アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ

製作　ケヴィン・ファイギ、ヴィクトリア・アロンソ、ルイス・デスポジート

脚本　クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー

撮影　トレント・オパロック

音楽　ヘンリー・ジャックマン

出演　クリス・エヴァンス　　　　（キャプテン・アメリカ）

　　　ロバート・ダウニー・Ｊｒ　（アイアンマン）

　　　スカーレット・ヨハンソン　（ブラック・ウィドウ）

　　　セバスチャン・スタン　　　（ウィンター・ソルジャー）

　　　アンソニー・マッキー　　　（ファルコン）

　　　ドン・チードル　　　　　　（ウォーマシン）

　　　ジェレミー・レナー　　　　（ホークアイ）

　　　チャドウィック・ボーズマン（ブラック・パンサー）

　　　ポール・ベタニー　　　　　（ヴィジョン）

　　　エリザベス・オルセン　　　（スカーレット・ウィッチ）

　　　ポール・ラッド　　　　　　（アントマン）

　　　トム・ホランド　　　　　　（スパイダーマン）