今朝、7時ごろ1881年(女子は1887年)から始まった全米
オープンテニスで日本の大坂なおみ選手が優勝しました。
グランドスラム(いわゆる「全豪・全仏・全英・全米」の4大
メジャー)トーナメントで日本人が優勝したのは初めて
決勝では、メジャー23勝を誇る“絶対女王”セリーナ・ウィ
リアムズに 2-0(6-2、6-4)の完勝でした。セリーナは出
産を経験してカムバックしましたが、年齢も36歳と、キャリ
アはもう晩年の域です。
対する大坂は、世界ランク19位ながら、歴代ナンバー1選
手を次々と倒しており、“優勝は時間の問題” と思われて
いました。年齢も伸び盛りの20歳。セリーナにも 今年3月
に既に1勝を挙げていました。
男子テニスの錦織圭、男子ゴルフの松山英樹、女子ゴル
フの畑岡奈紗、日本人のレベルが上がってきて、誰が最
初に勝ってもおかしくないような状況でしたが……しかし
やっぱり、大坂なおみ選手でしたか
過去には、1977年の全米女子プロゴルフ選手権で、樋口
久子さんが優勝していますが、当時の女子ゴルフは選手
層も薄く、優勝賞金も22,500ドルと、低いものでした。日本
のスポーツ界も まだまだ黎明期でしたね。
今や、男子ゴルフのマスターズや全米オープンは優勝賞
金は およそ200万ドルで 2億円以上。テニスはもっと高額
で男女同額で全米オープンが380万ドルと4億円以上、全
英ウィンブルドン選手権でも 188万ポンド 2億7000万円と、
桁違いです。
ちなみに…写真の3人の最高成績は、いずれも2位です。
(錦織圭:2014年全米オープン、松山英樹:2017年全米オ
ープン、畑岡奈紗:2018年全米女子プロゴルフ選手権) こ
れから、彼女に続く日本人が続々と 現れることでしょう。
大坂なおみ選手には、来年以降じゃんじゃんグランドスラ
ムを制覇して欲しいものです。大坂選手、本当におめでと
うございます