「エクソダス:神と王」(2014年) | きまぐれWalker2

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「グラディエーター」の巨匠リドリー・スコット監督が、旧約聖書の『出エジプト記』を題材に描く歴史スペクタクル・アクション。 奴隷となっていた40万人のヘブライ人を解放するために、たった一人で、エジプト国王に立ち向かった伝説の英雄モーゼの運命を壮大なスケールで描き出す。主演はクリスチャン・ベールとジョエル・エドガートン。共演には、アーロン・ポール、ジョン・タートゥーロ、シガーニー・ウィーヴァー、ベン・キングズレー。
 
栄華を誇る古代エジプト王国では、長年にわたりヘブライ人を奴隷として使役していた。そんな中、王女に拾われ国王の息子ラムセスと兄弟同然に育てられたモーゼ。逞しく成長した彼は、国王セティの信頼も厚く、民からも慕われる存在になっていた。ところがセティの死後、王位に就いたラムセスはモーゼの出自がヘブライ人と知るや彼を追放する。過酷な放浪の末に一人の女性と巡り会い、結婚して平穏を手に入れたかに見えたモーゼだったが…9年後、彼は神の啓示を受け、虐げられているヘブライの民を解放すべくエジプトへ戻ると行動を開始する。
 
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これね、ようやく観ましたよ。大分前に録画してあったんですけどね得意げ まさに、旧約聖書の『出エジプト記』。モーゼが、ヘブライ人奴隷40万人を引き連れてエジプトを脱出。約束の地(カナン)での古代イスラエル王国の建国に繋がります。この辺りのお話は1956年製作の名作「十戒」(セシル・B・デミル監督チャールトン・ヘストン主演)に描かれています。何と、上映時間は232分と4時間コースです。この映画はその「十戒」のリメイクというか、リブート的な要素が強いのでしょう。
 
こちらは監督はリドリー・スコット、主演はクリスチャン・ベール。ベールも悪くはないのですが…ラムセス役のジョエル・エドガートンがめっけもの目  思えば 「十戒」のラムセス役ユル・ブリンナーも光っていました。こっちの役の方が、美味しいのかもしれませんね。まあ ラムセスは古代エジプトでは『王の中の王』ですからね。 こちらは 上映時間が150分と、2時間半にまとめています。その分…一度、シナイ山の麓でイスラエル人が堕落して神の怒りを買う場面などはカットされていました。
 
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どうしても、「十戒」と比べてしまうのですが、モーゼが紅海を真二つに割って、ヘブライ人を逃がすシーンでは引き潮だったり『十戒』を刻んだ石板が雷ではなくモーゼが手で彫っていたりと史実に忠実な部分もたくさんあって、丁寧に作られているという印象もありますが、その分スペクタクル感は減少しています。あと、『出エジプト記』のことを『エクソダス(Exodus)』と、いとは知りませんでした。勉強になりましたm(__)m
 
「エクソダス:神と王」(2014年)
監督 リドリー・スコット
製作 リドリー・スコット、ディラン・クラーク、ジェノ・トッピング 他
原案 ビル・カレッジ、アダム・クーパー
脚本 スティーヴン・ザイリアン
撮影 ダリウス・ウォルスキー
音楽 アルベルト・イグレシアス
出演 クリスチャン・ベール  (モーゼ)
   ジョエル・エドガートン (ラムセス2世)
   ジョン・タトゥーロ   (セティ1世)
   アーロン・ポール    (ヨシュア)
   ベン・メンデルソーン  (ヘゲップ総督)
   マリア・バルベルデ   (ツィポラ)
   アンドリュー・ターベット(アロン)
   ゴルシフテ・ファラハニ (ネフェルタリ)
   ダール・サリム     (カーヤン司令官)
   シガニー・ウィーバー  (トゥーヤ)
   ベン・キングズレー   (ヌン)
 
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