トム・クルーズとキャメロン・ディアスが「バニラ・スカイ」以来の再共演を果たしたアクション・エンターテインメント。平凡なヒロインがスパイの男と出逢ってしまったことから、世界中をめぐる壮絶な逃走劇に巻き込まれていくさまと、2人の間に芽生えるロマンスの行方をコミカルかつスタイリッシュに描く。監督はジェームズ・マンゴールド。
カンザスから住まいのボストンへの帰ろうとうとしていたジューンは、空港でロイと名乗る男性とぶつかる。そのハンサムな笑顔に胸をときめかせるジューン。しかし、彼女が化粧室に入った瞬間、ロイは機内でパイロットをはじめ、次々と刺客を殺してしまう。そして、無人のコクピットでパニックに陥る彼女をあやしながら見事に飛行機を不時着させる。それ以来、ジューンが危険な目に遭うたび、どこからともなく救出に現われるロイ。そんな中ジューンは彼がCIAから追われる身であると知らされる…。
一時期、変な新興宗教に凝ってしまい…また、「M:i:Ⅲ」が興行的にコケたおかげでパッとしなかったトム・クルーズですが、この「ナイト&デイ」と続く「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」でスター完全復活となった印象があります
確かにこの映画では、トムもキャメロンも、その年齢にかかわらず、素晴らしい肉体美を見せています。
「ミッション:インポッシブル」ほどの派手なアクションは無いものの、そこそこのスリル&アクション、そしてキャメロンとのロマンスとなかなか映画のツボを押さえた作りは、結構一般受けしやすそう それと、原題の「Knight and Day」は、「夜も昼も」ではなく、「騎士と明るい子」という意味なんだそうな…。そういえば、ロイ・ミラーの本名がナイトだということ2重に意味を持たせてあるんだね そこそこ面白い映画でしたなぁ~
「ナイト&デイ」(2010年)
監督 ジェームズ・マンゴールド
製作 トッド・ガードナー、キャシー・コンラッド、スティーヴ・ピンク、ジョー・ロス
脚本 パトリック・オニール
撮影 フェドン・パパマイケル
音楽 ジョン・パウエル
出演 トム・クルーズ (ロイ・ミラー)
キャメロン・ディアス (ジューン・ヘイヴンス)
ピーター・サースガード(ジョン・フィッツジェラルド)
ヴィオラ・デイヴィス (イザベル・ジョージ長官)
ポール・ダノ (サイモン・フェック)
ジョルディ・モリャ (アントニオ・キンターナ)
フォーク・ヘンチェル (ベルンハルト)
マギー・グレイス (エイプリル・ヘイヴンス)