「ショーシャンクの空に」(1994年) | きまぐれWalker2

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「プライベート・ライアン」の脚本家フランク・ダラボンが、スティーヴ
ン・キングの短編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』に惚れ抜いて作
り上げた渾身の劇場監督デビュー作。この作品の後も、「グリーン・
マイル」「マジェスティック」などの良品を立て続けに生み出していま
す。主演、「ザ・プレーヤー」「ミスティック・リバー」のティム・ロビンス
と、共演のモーガン・フリーマンの“アカデミー賞級”(実際はノミネー
トのみ)の名演技も素晴らしく、観終わった後の清々しさは忘れ難い
印象を残します。

妻とその愛人を射殺したかどでショーシャンク刑務所送りとなった銀
行家アンディ。やがて彼は自ら持つ不思議な魅力ですさんだ受刑者
達の心を掴んでゆく。そして刑務所で20年の歳月が流れたある時、
アンディは自分の冤罪を晴らす重要な証拠をつかむのだったが・・・。

言わずと知れた、名作中の名作のこの映画ですが、ダラボン監督は
さすがに脚本家の出身だけあって、卓越した構成力、緩急自在の演
出力など、まさに文句の付けようの無い完成度です。私が生涯見た
映画の中でも、10本、いや5本の指に入る程、お気に入り作品なの
で、これまでは、わりと最近(2000年以降)のものに限定して記事を
書いていましたが、これは取り上げないわけにはいきませんでした。

初めてこの映画を観た時の鮮烈な印象と、観賞後の爽快感は、今
でも忘れることはできません。というわけで、主人公アンディの「人
の心には誰にも奪えない何かがある。それは“希望”さ!」という台
詞とともに、忘れられない作品となりました。

「ショーシャンクの空に」(1994年)
監督 フランク・ダラボン
脚本 フランク・ダラボン
原作 スティーヴン・キング 『刑務所のリタ・ヘイワース』 (新潮文庫 『ゴールデンボーイ』収録)
出演 ティム・ロビンス       (アンディ)
    モーガン・フリーマン    (レッド)
    ウィリアム・サドラー     (ヘイウッド)
    ボブ・ガントン        (ウォーデン・サミュエル・ノートン)
    ジェームズ・ホイットモア (ブルックス・ヘイトレン)
    クランシー・ブラウン   (バイロン・ハドリー)
    ギル・ベローズ       (トミー・ウィリアムズ)
    マーク・ロルストン     (ボッグス・ダイアモンド)