2013年3月 水底平家~みなそこへいけ~-出演者たちの思い出と、今- | 雲南市創作市民演劇

雲南市創作市民演劇

主催/雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会

2013年3月 水底平家~みなそこへいけ~

参加者オンラインインタビュー

 

源義経 役:松﨑義邦さん

当時のニックネーム:おのさん

 

 

~松﨑義邦さん参加作品一覧~

水底平家(2013)初演

水底平家(2013)再演

 

-市民劇に関わるきっかけをお教えください!

演劇が好きだったことと、そのとき木次に住んでたことが重なった。

 

-関わった作品の思い出の中で、心に残っているエピソードなどがあればお教えください

市民劇を通して、演劇をしていればこんなにたくさんの人に出会えるということを教えてもらいました。

年齢や性別や価値観の異なる人達が、ここにいる間はどうにか他人を理解しようとしながら一つの作品を作っていた。

そういう体験が高校生だった私にとって、とても新鮮でした。

 

-現在取り組んでいる活動や、頑張っていることがあればお教えください

東京デスロックという劇団に俳優として所属しています。 こまばアゴラ劇場主催の演劇を活用したワークショップ研修会に参加しており、全国の小中高校のコミュニケーション教育にファシリテーター・アシスタントとして関わっています。 コメッコ共同体という団体を主宰して島根県で演劇活動をしています。

 

-今後の市民劇に期待する事とは?

「ふることぶみ~古事記~」再演

 

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平敦盛 役:藤原絵梨香さん

当時のニックネーム:おこっち

 

 

~藤原絵梨香さん参加作品一覧~

水底平家(2013)初演

Takashi(2014)

KOMACHI(2016)

水底平家(2018)

KIRINJI 新説・山中鹿介(2019)初演

 

-市民劇に関わるきっかけをお教えください!

2012年の『異伝ヤマタノオロチ』再演を観て。アンサンブルの表現にただただ驚きました。

 

-関わった作品の思い出の中で、心に残っているエピソードなどがあればお教えください

エピソードというほどではないかもですが、2013年水底平家(初演)が1番心に残っています。初めて参加したというのもありますが、一人一人コミュニケーションを取り合い、一つの作品をつくる為に難しい旗の動きに何度もチャレンジしていったのは、思い出深いです。

 

-現在取り組んでいる活動や、頑張っていることがあればお教えください

表立ってはないですが、参加者を募って台本読み会をしたりしています。そこからまた新しい芽が産まれるかもしれないですね。

 

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小宰相 役:高橋七子さん

当時のニックネーム:ななこさん

 

 

~高橋七子さん参加作品一覧~

水底平家(2013)初演

水底平家(2013)再演

 

-市民劇に関わるきっかけをお教えください!

参加する前年の話ですが、異伝ヤマタノオロチのチケットを人から貰い、何気ない気持ちで観に行ったのがきっかけです。

公演終わりには、こんなにすごい演劇を市民劇で、しかもこんな田舎でやってるんだ?!と驚きと感動で興奮してました。

その後、妹が三刀屋高校の演劇部に入り、水底平家という作品を知り、次の創作市民劇は水底平家だよ!と聞き、少しでもこの作品に関わりたい…!と思って参加した、という流れです。 

決め手は「まったく経験のない人でもOK!」という言葉。

…とか言いながら、すごく迷って、申込書は締切日の夜にFAXした記憶があります。

 それまで演劇とは無縁に生きてきて、自分が演じる側になるとは思いもしませんでした。

 

-関わった作品の思い出の中で、心に残っているエピソードなどがあればお教えください

エピソードというと本当に沢山あるので…参加しての全体の感想を言わせて下さい。

市民劇、大人の部活動って感じでとても楽しかったです! 楽しいことも辛いことも、年齢に関係なくみんなが一緒になって作品を作り上げるというのがとても楽しかったし、そんな場である市民劇は素晴らしいなと感じました。 演劇未経験でしたが、周りの人がたくさん支えて下さいました。 

あ、エピソードというか小ネタをひとつ。

小宰相が身投げをするシーン、舞台奥にクッションとして布団が敷いてありましたが、千秋楽で着地の際勢いが余り、布団からはみ出し平台に顎をぶつけました(笑)

ケガにならなくて良かったです。

 

-現在取り組んでいる活動や、頑張っていることがあればお教えください

毎週木曜夜24:00~24:30まで、エフエム出雲で放送中の「ゆるい古事記~ゆるこじ~」というラジオ番組にに参加させて頂いてます! 

これは、著者の小野寺優さんがKADOKAWAから出版された、「ラノベ古事記」という本をラジオ朗読したものです。

エフエム出雲のHPから過去に放送された回が聞けますので、ぜひ聞いてみてやってください♪

ニコニコ動画とYouTubeにもアップされますので、そちらもどうぞよろしくお願いします! ⇒ツイッター(@yurukojiizumo)

 

-今後の市民劇に期待する事とは?

これからも変わらず、初心者にも門戸を開いておいてほしいです。

私はそのおかげで参加できましたし、人生大きく変わったんじゃないかなと思ってます。 

あとは、島根県の名物といえば、「市民劇!」って知られるぐらいになって、異伝ヤマタノオロチの時みたいに県外公演とかもあるといいなー。

さらにもっと、いろんな人に知ってもらいたいなと思います。

 

 

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熊谷直実 役:仲喜屋ヒロキさん

当時のニックネーム:ひろき

 

(画像はKIRINJI 新説・山中鹿介の時のもの。再演では尼子義久役を演じる。)

 

~仲喜屋ヒロキさん参加作品一覧~

桜並木の物語(2010)

異伝ヤマタノオロチ(2012)初演

異伝ヤマタノオロチ(2012)再演

水底平家(2013)初演

KOMACHI(2016)

水底平家(2018)

KIRINJI 新説・山中鹿介(2019)初演

KIRINJI 新説・山中鹿介(2019)再演

 

-市民劇に関わるきっかけをお教えください!

高校3年生の時に異伝ヤマタノオロチ初演の募集チラシを見て参加を決めました。 

演劇部だったんですけどその部活動も引退?で言葉が合っているのか分かりませんが次の代に移行しまして、さて演劇をやめて進路の事考えなきゃなと思っていたタイミングでチラシを見まして、余り深く考えずにやりたいから参加しよう!将来の事は分からないけど自分は今演劇がしたい!なんか無理そうならやめさせてもらおう!ぐらいの軽い気持ちで参加チラシを書いたのをなんとなく覚えています。 

あれからもう10年経ちましたがもしあの時参加してなかったら確実に今のような人生は送ってないだろうなぁと思っていたりします。

 

-関わった作品の思い出の中で、心に残っているエピソードなどがあればお教えください

異伝ヤマタノオロチ初演や水底平家初演はありすぎて困るくらいエピソードがありますし、ほかの作品も語れと言われたら何かしらエピソードがありますからねぇ。逆に難しいですね!

 まぁコレは!て言うと水底平家初演で妻と出会った事ですかね!しばらく亀尾先生にも弄られましたし!

つくづく参加してなければ出会いも無かったわけで、本当に参加してなければ人生変わってました!と、胸張って言えるエピソードなのでコレにしときます。

 

-現在取り組んでいる活動や、頑張っていることがあればお教えください

年齢的に30代に近づいてきたからなのかは分かりませんが物事の考え方や演劇についての考え方をすこし見直してはいます。

まぁ具体的何をしてるの?て聞かれると困るんですが… お恥ずかしながら今本当に頑張っているのはコレと言うのが無くてですね…。

 

-今後の市民劇に期待する事とは?

とても貴重な経験が出来る場です。可能であるならば今後も定期的な公演を続けて行って欲しいとは思います。 でもタイミング的に今までとは違うスタイルをとってみても良いんじゃないかな?とも思います。

 

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武士 役:朝日山裕子さん(雲の劇団雨蛙)

当時のニックネーム:あさひやまさん

 

 

~朝日山裕子さん参加作品一覧~

水底平家(2013)初演

 

-市民劇に関わるきっかけをお教えください!

大学卒業して東京から帰ってきた時に、タイミングよくお誘いいただきました!

 

-関わった作品の思い出の中で、心に残っているエピソードなどがあればお教えください

稽古場にいる人たちのプリントTシャツ・・・(秋田とか七冠馬とか)

 

-今後の市民劇に期待する事とは?

市民劇は人数が多いので、やはり時代物はかっこよく見ごたえがある!素敵な衣装やダンスに期待!

 

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皆さん、お答えいただきありがとうございました!

これからの活動も期待してますね!

 

それにしてもプリントTシャツは、インパクトのあるものを着てる人がいますね。

人は変わってるのですが、毎回誰かいます。

KIRINJIでは「脱税」Tシャツが強く記憶に残っています・・・(笑)

 

さて、次回は水底平家~みなそこへいけ~再演

どう変化していったのか、こうご期待。