それでは2010年10月24日へ─
雲南市創作市民演劇第1弾(住民参加創作劇3作目)
『桜並木の物語』
会場:雲南市木次経済文化会館チェリヴァホール
日時:10月24日(日)13:30~
<ご紹介>
平成10年に上演した「ひと花の吹雪」(翌11年には東京公演を実施)、そして平成15年に上演した「さくら、遥か」に続く住民参加創作劇3作目。
「木次の桜が話せたら、何を伝えたいと思っているだろう」そんな想いがきっかけとなり、桜を愛する心を後世に伝えるための作品。
今回は新しく「平成の花咲か爺さん」こと故田中豊繁木次町長の業績を加えたストーリーを加え、橋爪功さんが所属する演劇集団円の俳優とのコラボレーションが実現した。脚本と演出は「さくら、遥か」と同じく佐藤弘之氏(雲南市木次町)
<キャスト・スタッフ>
・脚本演出:佐藤弘之
・キャスト
桜の精:吾郷康子、玉木由美子、堀内結子、周藤朋美、山根祐子、吾郷愛子
大正町長:錦織敏明
警察署長・軍人・警防団長:斉藤浩二
高橋町長・警防団班長:鳥屋武信
役人:佐藤弘之
兵士:亀尾佳宏(声)
兵士:藤原寿夫
母:藤原章子
剛志:藤原晃稀(寺領小4年)※当時
警防団員:市場慎也
住人:後山悦子
田中町長:藤田宗久(演劇集団円)
職員:手塚祐介(演劇集団円)
春夫:森山幸人(寺領小4年)※当時
秋夫:宇都宮樹生(寺領小4年)※当時
夏夫:為石健太郎(寺領小4年)※当時
冬夫:田中伸介(寺領小4年)※当時
スタッフ:市場弘吉、市場淳子
協力:三刀屋高校演劇部、寺領スポ少保護者会
<委員長挨拶>
本日は、雲南市民創作劇プロジェクト2010にご来場いただき誠にありがとうございます。
雲南市演劇によるまちづくりプロジェクト実行委員会は、桜並木の物語制作委員会、三刀屋高校演劇部、そしてチェリヴァホールを運営する株式会社キラキラ雲南が協力、連携して立ち上げた実行委員会です。実行委員会では“人格形成”や“人を思いやる気持ちを育む”と言われる演劇を通し、雲南市がめざす生命と神話が息づく新しい日本のふるさとづくりをめざします。
雲南市は、以前木次中学校等に演劇部が存在し、また青年団等による演劇活動が盛んな地域でした。現在では、当時活動していた世代の市民がまちづくりを担う世代として再び積極的な活動をしています。そして、何よりも三刀屋高校演劇部の輝かしい活躍が市民の演劇に対する意識を変え、市民の活力になっています。
本日、この雲南市民創作劇プロジェクトの第1回公演として、木次の桜をテーマにした雲南市民参加創作劇『桜並木の物語』と俳優橋爪功さん(演劇集団円)の朗読劇を上演します。この公演では、演劇集団円の二人の俳優、藤田宗久さんと手塚祐介さんをお迎えし、雲南市民と三刀屋高校演劇部がひとつとなって新しい桜並木の物語を完成させることが出来ました。また、名優橋爪功さんによる朗読劇では、三刀屋高校演劇部が共演をさせていただくなど演劇集団円の皆様と雲南市民の交流も生まれました。この企画に暖かく手を差し伸べていただいた演劇集団円の皆様に厚くお礼申し上げます。
また、実行委員会では雲南市民による定期的な創作劇の上演を計画しております。市民の皆様で、私たちと一緒にステージに立っていただける方や舞台をサポートしていただくスタッフを募集しています。どうか気軽にご参加いただきますようご案内申し上げます。
最後になりましたが、本公演の開催にあたり、ご支援をいただきました多くの関係機関並びに関係者の皆様に心から感謝申し上げましてごあいさつといたします。
---
橋爪功さんをはじめ、演劇集団円の俳優さんと地元市民という、プロとアマチュアの融合が果たされた記念すべき第1回。
すべてはここから始まりました。
ちなみにこの「桜並木の物語」、2010年4月11日に行われた日本さくら名所100選の「斐伊川堤防桜並木」の選定20周年を祝う記念式典で上演され、そののち10月に橋爪功さんの朗読劇とともに改めて上演されました。
それにしても寺領小4年・・・当時10歳。今は20歳なんですね。
雲南市で成人式するんでしょうか。思い出話とかもあるといいですね!
---
次回は2012年3月「異伝ヤマタノオロチ」へ旅立ちます!