家族内で複数の精神疾患者がいる
というのは良く聞く話で
 
 
わたしが家庭裁判所勤務だったころ
「保護者選任」という手続きを
担当したことがありました。
(法改正で今はこの手続きはありません)
 
 
統合失調症や双極性障害(当時の病名)
など様々な疾患で医療保護入院が必要なときの
手続きでした。
 
 
その際感じたのは
医療保護入院する本人の親やきょうだいにも
精神疾患があることがままあること。
 
 
当時のわたしは
巷でよく言われる遺伝とかあるのかな…
くらいの感覚でした。
 
 
そんな中
裁判所の職員が
この手続きをしたことがありました。
 
 
詳細は忘れましたが
離婚した妻が医療保護入院をする
というものだったように記憶しています。
 
 
離婚しているので
直接手続きはできないのですが
裁判手続きに明るいため
手続きを手伝っていたのだと思います。
 
 
その時に聞いたのが
 
 
離婚した後
その元妻と娘が一緒に暮らしていて
統合失調症の母と共にする時間の長い娘が
精神的に不安定になっている
 
 
ということ
 
 
娘さんも不安定な精神状態になり
「死にたい」と口にするようになっている
 
 
というものでした。
 
 
確かに自分に置き換えて想像すると
精神的に不安定な状態の母親と
ずっと一緒にいると
自分の気持ちも滅入ってしまうことは
あり得るなと思いました。
 
 
しかも先にあげた娘さんは
小学生か中学生か
まだ母親との繋がりの強い時期
だったように思います。
 
 
家族内に精神疾患者がいると
周りにいる家族も少なからず
影響を受けるな、と
 
 
そしてこのパターンは
「環境」のひとつにあたるものだと
当時思ったのを覚えています。
 
 
今スピリチュアルな世界を学んで思うのは
 
 
メンタルの問題には
過去世、動物霊の影響がある
 
 
ということ。
 
 
十数年前、
江原啓之さんにハマったことがあるのですが
彼の著書で精神疾患は基本的には「憑依」だと
書かれていました。
 
 
人間には様々なマイナス感情がありますが
そのマイナスが大きくなると
同じような感情を持ったまま亡くなった霊と
波長、波動が合ってしまって引寄せ
憑依されてしまう、というものでした。
 
 
過去世や動物霊の浄化を学んだ今
わたしもほぼ同じような考え方でいます。
 
 
さらに浄化では
このマイナス感情自体が過去世からくるもので
本人の感情ではないということ。
 
 
過去世で感じたマイナス感情を
今世の生きているわたしたちは
日々感じて生きています。
 
 
何でかわかんないけど
もやもやしたり
漠然と不安になったり
 
 
いつもは怒るようなことじゃないのに
怒ってしまったり
 
 
いつもは泣くようなことじゃないのに
泣いてしまったり
 
 
そういう時は
過去世の感情であって
自分の感情ではないかもしれません。
 
 
そうやって過去世の感情を感じて
しかも今世も過去世の影響で
そのマイナス感情を感じるような
状況に置かれていたりします。
 
 
そうするとそのマイナス感情は
どんどん深まります。
 
 
そして
マイナス感情はやはり
マイナス感情の霊を引寄せてしまいます。
 
 
結果
憑依されやすい状態になってしまうのです。
 
 
憑依された人全員が
精神疾患になるわけではありません。
 
 
わたしもしょっちゅう憑依はあります。
確かに、マイナス感情を持っている時や
あとは人混みに行って帰ってきた時など。
 
 
ヤル気が無くダルくなったり
イライラしていたり
不安な気持ちになったり
 
 
ちょっと重いと
 
 
あぁ、全てがめんどくさいな
もうあっち(あの世)に帰っても
いいんじゃない?
 
 
ってなることもあります。
これは年に1回か2回くらいですが。
 
 
積極的に「死にたい」までなくても
「もういっかな~」
という感情になるのです。
 
 
この「もうあの世に帰ろうかな」は
わたしの場合は「憑依」というより
「生き霊」のことが多いような気もしますが…
「死神」が憑いていたこともありました。
 
 
いずれにしても
マイナス感情がマイナスを引寄せる
という状態です。
 
 
あなたやあなたの周囲の人が
生きるのがめんどうになったり
あの世に帰りたくなったり
そういう感情を持つことがあるならば
それは過去世の影響かもしれません。