□1ご案内■□
こんにちは。
高藤紗伎(たかとう さき)です。
先日の記事
読んでくださった方から
『自分は悪くなくて、相手(周り)が悪いときは
どうしたらいいんでしょうか?』
と聞かれました。
確かに。
仕事で誰かの尻ぬぐいをするハメになった、とか
彼氏に突然別れようって言われた、とか
ビジネスパートナーに裏切られた、とか
そういう状況ですね。
自分が悪いときは納得できることも
周りや相手に非がある、という状況だと
なかなか納得できないですよね・・・。
自分は悪くないのに落ち込んでしまっているときの対処法
①ガンガンに相手を責める
②この辛さが幸せへ繋がる鍵となると思い込む
⓷気を紛らわす
この3つが対処法です。
で、今回は①の存在がとても大きいので
解説していきますね。
①をしなくてもいい方がいます。
もともと生まれながらに慈悲深い方がいて
全人口の9.09%くらいの方々です。
(天命と才能の人口割合で計算しています:当社調べ)
その方々は
先天的に「他者を優先」したり
「忍耐」「我慢」ができるのですが
その先に得られる、もっと大きなものの存在を
無意識で知っているから、なのです。
ですから、周りから
「なぜ怒らないの?」と言われても
「怒っても仕方ないじゃない?」
という返答をするんですね。
「もっと怒りなさいよ!」
「腹が立たないなんてあり得ない!」
なんて、別のことで怒られちゃったり。
それでも、彼ら彼女らは
「まぁまぁ、そんな怒らないで」
と自然な感じで乗り切っていきます。
もちろん出来事そのものには
傷ついたり悲しんだりするのですが
他の人よりも傷が浅いというか
立ち直りが早くて
②も自然にできるし
時間もそこまでかからず
元通りに戻っていきます。
ちょっと羨ましい才能です。
もうひとパターン、
①をしない人たちがいます。
それは
スピリチュアル、心理学などを学び
こういう場合は怒らない方がいいんだ
という知識が身についている人です。
確かにそうなんですが
それは②の領域なので
相手を責めて、悪者にして
十分に気が済んだら
②、⓷へ行ける人たちの方が
圧倒的に多い事を考えると(90.91%)
ちょっと危険なんです。
知識で自分の感情を押し殺してしまうと
引きずる時間が長くなるからです。
90.91%のうち
直接相手にぶつけて終わらせる人
直接は言わず自分の中で相手をコテンパンにする人
友達に愚痴るなど、第三者の助けを借りて相手をこき下ろす人
3種類に分かれるのですが
(混ざってたりもします)
いずれにしても
ちゃんと①をやらないと
確実に引きずって
②は当然思えないし
飛び越えて⓷に行ったとしても
ねじれた状態だから、たとえばお酒に溺れたり
趣味への課金が増したり・・・
生活が乱れていく可能性が増します。
②は気持ちを未来に向けて持って行けるので
お勧めの対処法なのですが
①をしっかりやっておく必要があるのです。
悲しむ人は幸いである
新約聖書の福音書の中に
「悲しむ人は幸いである」
ということばがあります。
鑑定をしていると
理不尽なことが起きたり
悲しい経験をした方には
その後に大きな道が
用意されている、ということを
目の当たりにします。
人生は
いつでも100点満点の幸せではなく
瞬間、瞬間の幸せと
点数がつけられない日常と
こんな状況から逃げ出したい、という苦しさの
三点織りなのだなぁ、と思います。
相手を責めずにいても穏やかな気持ちでいられる
夢のような才能を天から授かっている人以外は
相手をしっかり憎み、恨み、
地獄に落ちろと言わんばかりに
相手をこき下ろし
(直接言う言わないは個人差です)
○○、
いつか後悔するときがくるからね、と
涙を流しましょう。
十分に相手責めの時間を持ったら
いずれ現れるであろう
大きな道の前に立つ準備をしてください。
しっかりご飯を食べて
ぐっすり眠り
ときに自分を癒し
頑張らなくてもできることを
黙々とやり続けます。
時がきたら
あなたは次のステージの
入口に立っています。
その道に入ったら
過去の理不尽さは
自分の長い人生の通過点であった
そう思えるときがやってきます。
悲しむことは幸いである
の解釈は人それぞれだと思いますが
私はこんな思いで
このことばを噛みしめるのです。
内■□