静かに、ゆっくりと、確実に壊れてゆく・・・・・・。
昨日は、仕事の面接で渋谷のほうに行ってきましたよ!
意外と、面接が速く終わったので映画でも見ようかな~?なんて思ったけど、
HMVに行ったらちょうど見たかった映画DVDが発売されていたので買っちゃいました!
ジャーヘッド
いや~、かなり面白かった!
ストーリーとしては。
海兵隊の斥候狙撃手たちが、戦争でヒーローになるのを夢見ながらイラクに従軍するものの、
いつまで経っても戦争が始まらずストレスをためていく・・・・・・・。
やっと待ち望んだ戦争が始まったら、時代が変わり、
戦争の主役は戦闘機やミサイルなどの兵器に変わってしまったことを痛感していきます。
そして、彼らは一人も殺すことなく一発の銃弾も撃つこともなく、戦争は終わってゆく・・・・・・。
最初は、明るい海兵隊たちが、確実にゆっくりと壊れ始める心理描写がかなり高いレベルで描かれていました。
テレビでしか戦争を見たことのない人には少し取っ付きにくいかなとは思いましたけど、
まあ、あまり差はないとは思いますけど、留学中に911を経験して、
一つの国が戦争を始めてゆく様を体感した私には、
アメリカ国内では、確実にいつもとは違う、しかし平穏な生活を続ける人たち、
その中で、毎日頭が狂いそうなほど放送される”英雄的な”ニュース、
しかし、現地で待っていた英雄たちの現実、そのギャップを感じることが出来る作品でした。
とにかく、この手の作品を見るといつも思うことは、戦争に真の勝者はいないということですね。
久しぶりにちょっとまじめに語ってみました。とにかく面白かったのでぜひ見てもらいたい作品の一つですね!
おしまい
- ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ジャーヘッド プレミアム・エディション