ファッションのお話し その2
私の友人にかつて、カリスマ店長とよばれ
ファッション雑誌にもよく登場していた方がいます。
私がまだアメリカにいた頃、よく我が家に泊まっていました。
彼はヴィンテージウエアも扱っていたので、買い付けの為
よくアメリカに来ていました。
全米を車で駆け回り、貴重な古着を集め、日本に
紹介していました。
ある時期ストリートブランドブームがありました。
そんな時、彼がこう言いました。
高田さん、ざっくとカジュアルファッションを分けるとこんな感じでしょう？
アウトドア
パタゴニア、ノースファイス、バブアー、フィルソン
スポーツ
ナイキ、アディダス
サーフ
クゥイックシルバー、ラスティー、ビラボーン
スケート
ヴァンズ、シュプリーム
ほら、この中にストリートってカテゴリーないでしょ？
確かに、私もその時ハッとしました。
じゃ〜 ストリートブランドで何や？
これらのブランドは本来そのフィールドで着用するのだが
あえて普段着にするという事がストリートの原点。
この後、そのコンセプトを忘れて流行に乗り、
ストリートブランドとして登場した物はことごとく消えて行きました。
時計も同じだと私は思います。
〜次回 ファッションのお話 3 につづく〜
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