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今夜は夜光について少々。。。
MWCに限らず、時計の文字盤には夜間の視認向上のため
何らかの対策がされている物が多いです。
ルミノバとかトリチウム管内蔵(GTLS)ってのがMWCの基本。
ちなみに、スーパールミノバは日本の企業が開発したもので
ブランドネーム。
スーパールミノバとGTLSの違いを教えてって言われますのでここで整理してみましょう。
これは典型的なスーパールミノバの画像で
上は十分に畜光された直後。
下はその1時間後。
簡単に言うと、スーパールミノバは自然光や人工の光にさらされている間に光をため込み、
そのあと光の供給がない空間で発光する仕組み。
通常の蛍光塗料の10倍明るいとされています。
フルに畜光されていれば数時間は光ります。
ただし、時間の経過とともに段々と光が弱って行きます。
一晩くらいは何とか使えるんじゃないですかね。
また光に当てればこの仕組みが何度も行われます。
しかも数年は遜色なく維持します。
次の写真をみればGTLSよりスーパールミノバが
劣る事はないですね。
違いはGTLSはず〜っとこんな状態が続くのです。
じゃ〜全部GTLSにすればええやんかい?
残念ながらGTLSは高価なのでどうしても価格が高く
なってしまいます。
また、小さなガラス管にトリチウムを閉じ込めているので
このガラス管を文字盤や針に搭載する事になるのです。
つまりデザインに制限が出てくるのです。
そんな制限された中でもMWCのデザインは
秀逸だと思います。
これは何処にGTLSが使われているかよく分かりますよ。
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それではGTLS (gaseous tritium light sources)
の写真をどうぞ。
トリチウムは自ら発光するので光にさらしておく必要はなく、
一晩中同じ明るさで光続けるのです。
これはすごい。
ただし、トリチウムは放射性物質なので半減期が12年。
つまり経年により明るさは徐々に落ちていきます。
20年〜30年経つと実用には適さないようになります。
ここ10年程でスーパールミノバの性能は向上していますが
夜間使用が多い方には迷わずGTLS搭載モデルを
オススメします。
おやすみさない。
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