夕方、ふと近くの神社へ
重厚な感じがする✨
境内を歩いていると、
「自分が何を見てるか」
そんなインスピレーションが。
流れていく雲☁
揺れる木の葉🌿
それらを見て立ち止まり味わうのも、
通り過ぎるのも、自分次第。
私はそれらを、しばらく眺めていた。
近くを、子連れの家族が通る。
子供を急かす親御さんの声。
私はそのまま、
木の葉が揺れる音を聴いていた。
この神社に来ると、祖母を思い出す。
いつも幸せそうだった祖母。
伝統を受け継ぐ
そんなインスピレーションを感じながら、
また境内を歩き続ける。
着物、醤油づくり、日本家屋…
私は日本の伝統文化が好きだ。
素材に、所作に、
「霊」を感じるからだ。
畳の糸、一本一本に、「霊」を感じる。
着物をたたむ所作に「霊」を感じる。
そこに
「気づかい」のようなものや、
「こだわり」のようなものや、
「真剣さ」のようなものを感じるのだ。
その時、当人は、
“今ここにいて、今を味わっている”。
夕飯は、秋の味覚。
郷土料理の「はらこめし」💓
生姜が効いて美味しいのだ💓💓
窓の外からは、虫の音が聴こえる。
風も涼しい。
もうすっかり秋なのだ🍁
私も料理を手伝って、
きゅうりをトントン切っていた。
それも「同じ感覚」だった。
“今わたしはここにいて、今きゅうりを切る
この一瞬だけを味わっている”。
「今」に集中していた。
この感覚が、
日本の伝統文化に共通している。
自分が何を見て
どう感じ味わうのか。
日本における「伝統」とは
型というより
そこにある“霊”を感じる
「心」そのものなのだ。
*
▶地方の力🌟