個人的な事を言うと、彼らが出てきた頃は完全にバンドブームが終わっている頃だった。なのに突然メディアに出てきたバンドだったので、どういったキッカケで注目を浴びるようになったのか未だに覚えていない。ルックスの良さだけだったら他のバンドも出てくるだろうし、大ヒットしたCMやドラマ主題歌を歌ったわけでもないし・・。 

 

 だけども彼らが出てきたときは、BOOWYの次の世代バンドが出てきたなとは思いましたね。そんな彼らのサウンドは、半音下げチューニングを多用したビートの効いたナンバーが特長。その背景には当時、藤崎賢一、瀧川一郎、飯田成一、菊池哲のメンバーで活動していた「CRAZE」の影響があると思われます。ただ、あまりにも尊敬しすぎたせいか、某雑誌にて「CRAZEの曲に似ているのが何曲かある」と書かれていたし,アルバム買って聴いた俺も実は「この曲、クレイズのあの曲に似ているな」って思ったし,2曲目やラスト10曲目もそう・・。

 

 

 

 メジャーデビューが大成功だっただけに、これから先どうなるかと思いきや、インディーズ時代の曲の焼き回しや,ボーカルのHIBIKIが「どうしてもレーサーの夢を捨てきれない」と言って脱退、それによりベースのYOSHIHIROも「この4人じゃなきゃ嫌だ」と相次いで脱退を申し出たことにより、後日正式解散となってしまう。 まさしく、鳴り物入りでメジャー入りして、たった2年という短期間で終わってしまったのだが,もう1つの噂として,曲を出し尽くして,レコード会社や事務所からのリリーススケジュールに対応できなかったという話がある。

 

 この曲はイントロのギターフレーズにやられましたね。こういった美メロをギターで奏でると俺はダメです…KOします(笑)。このPVがなかったのでコレで。