90年代最大のヒット曲といっても過言ではない位、超有名な楽曲。「SAY YES」でやっとCDセールスにも火がついた彼らが、最も充実した活動をしていた時期である。

 この頃のASKAさんは「if」「no-no darlin’」といったヒット曲を次々に連発、再リリースシングル「WALK」、「LOVE SONG」も売れ、いやがおうにも彼らのアルバムに期待が集まっていたが、そのプレッシャーを物ともせず、この名曲を生み出す。

 また同じ頃、ビーイングアーティストも次々とヒットを連発し、この曲が発売された年の年間シングル売上ランキングにて、ベスト5位中、ビーイング以外のアーティストはチャゲアスだけだった。言い方がヘンだけど,その年のビーイングの独走を阻止した,唯一のアーティストであります

 

 

 

 この曲はドラマ「振り返れば奴がいる」の主題歌としても起用され、サビも「YAH-YAH-YAH」という、わかりやすい詞は、ライブで非常に盛り上がること必至。Mステに出演した時のASKAさんのコメントによると、「この曲はヤられたらヤり返せという、いわゆる「男の美学」を題材にした歌があってもいいんじゃないか」って思ったことから作られた詞だそうで。

 

 この曲はフジテレビ系ドラマ「振り返れば奴がいる」の主題歌にも起用されたのだが,俺は「ドラマを観るとその世界観にどっぷりハマる癖がある」との理由でリアルタイムで観なかった。ところがある日、この番組の再放送があって,単に「主題歌がチャゲアスだから」という軽い気持ちで第1話を観た途端、またドラマの世界にハマってしまい,「明日の夕方まで待てない!,すぐ続きが観たい」となってしまった。再放送だったから毎日やっていたものの,これがリアルタイムで観てたら1週間も待てないって思ったかもな。やっぱり俺はドラマを観るべきではないと。 

 

 

 

 

 ちなみにかなり前「ちゃげあす丼」というチャゲアスファンサイトがあって、「こんなチャゲアスはいやだ」というコーナーに、この曲のPVで「風強すぎ」っていって2人が飛ばされるイラストが載っていたのが笑えた。そして友人とヤ●●電機に展示してあったパソコンでサイトを開いたまま帰ったことがある。誰か観るだろうと(笑)。