この頃の邦楽チャートを象徴するかのような曲であり、安室奈美恵・華原朋美・hitomiといった小室サウンドの火付け役的な存在となった曲。「trf」自身も一番ノリにのっていた時期で、「切なさ」のニュアンスも入れながらもちゃんとダンスサウンドに仕上げているのは流石ではないでしょうか。 ただ、この頃の小室さんは「踊りながら歌える人」をフューチャーしていたけど、徐々に「歌」と「ダンス」を別々に考えるようになり、のちの「globe」みたいなユニット形式をとるようになってきた。

 

 その為、90年代後期においては、歌よりも踊りが上手かったYUKIさんのボーカルが他の小室ファミリーと比べるとどうしても劣ってしまう。安心して聴ける歌声なんだけど「小室ファミリー」だけで考えるとね…。 この頃の小室さんは凄く忙しかったみたいで,小室ファミリーになったアーティストは,「今から歌入れするからスタジオにきて」と夕方に言われて行ってみたらまだ曲が出来てなくて,結局歌入れが始まったのが深夜0時過ぎだったというのを聞いたことがある。たしかダウンタウンの浜田さんが「HEY×3」で誰かに聞いたんだよな,「すぐ歌入れ始まった?。待たされなかった?」って。そしたらその回答があったんだよね。これだけ沢山のアーティストを担当していたらそうなるでしょうね。曲ネタをよく思いつくなって思いました。

 

 

 

余談ではあるが、「EZ DO DANCE」のジャケットは確か大勢で写っていたのに、この曲ではいつの間にか5人だけになっているのは何故だろう…