21時前になってようやく「ここのビルの地下だろう」と意を決して歩くと,やっと見つけた。そこのお店もドアを開くと「誰?」みたいな顔されたけど,マップ持参だったら最初の1時間が割引してくれた。普通の日だったこともあってか約2時間いたけど,あまり客も来なかったし,タバコ吸う客もいなくて,カラオケ大会にもならなかったから一応,楽しく飲めたかなと。

 

(もっと夜景を撮りたかったけど,もう午前0時近くだったし,夜でも結構暑かった。)

 

 28歳ながらそのお店のオーナーという女の子から名刺は貰ったが,ホテルに着いてからよく見ると,名前とお店の住所は載っていたが,お店の固定電話は書いてなかった。名刺って宣伝もかねて普通はお店の固定電話ぐらい書いているだろうに,なんか「軽い客に見られらた」感があった。たしかに「俺は鹿児島から来たし,明日はもう小倉にいない」と話したから,もう来ない客だなと足元見られたのだろう。ちなみに泊まったホテルを聞かれたので言ったら「あそこは芸能人も泊まるくらい豪華なホテルだよ」と言われ,納得。

 

(ホテルの窓から見える夜景も最高。寝ないでずっと見ていたいくらいだった)

 

 そして帰るとき(これまで散々迷ったから)女性スタッフに小倉駅へ歩く方向を教えてもらい,今度はモノレールを使わず,歩いて小倉駅→リーガロイヤルホテルへ。途中,ライトアップされた小倉駅南口周辺も綺麗でまた写真を撮りまくる。そのせいで部屋に戻ったのは午前0時過ぎ。寝つきの悪い俺はいつものように寝つき薬を飲んで就寝。さすがは豪華なベットだけあって,多分就寝して10分で寝落ちしたと思う。

 

 

 午前6時半,何気に目が覚めた。まだ凄く眠たかったが,シャワーも浴びたいし,寝る時間が勿体ないくらいいい部屋だから少しでも起きていたいという思いが強くて起床。シャワーを浴びて目が覚め,窓から見える朝日を浴びた小倉駅周辺の写真と撮る。8時に朝食を取りに2階へ降りる。朝食はバイキング方式で,コロナ前は友達と鹿児島市内の天文館でよく飲み会をした際,泊まっていたホテルはこういった朝食バイキングだったなぁと思い出しながら,久々のバイキングを楽しむ。これがまた旨くて,ついついお代わりしてしまう。

 

 

 

 

レストランを出たのは8:50分ぐらい。沢山食べたせいか,急にトイレに行きたくなり,その後はまた小倉駅でお土産を買う。薄い物だったらまだスーツケースに入りそうだし,小倉に来た記念品みたいな物が欲しくてお土産店に行くも,食べ物以外は子供のおもちゃか,4千円もするハンカチしかなかった。11時ぐらいに隣の小倉アミュプラザにも行ってみたけど,アミュプラザに関しては鹿児島の方が上だね。小倉アミュプラザは殆ど洋服や雑貨しか入ってないけど,鹿児島アミュプラザは無印良品や楽器店,本屋,鹿児島市内を一望でいるドでかい観覧車もあるからね。

 

 

 再度のお土産買った後,またホテルに戻る。チェックアウトは11時までなので,それまで荷物整理をするのだが,結構ギリギリだった。チェックアウト後も新幹線乗る直前まで荷物を預かっても良いとのことで,また荷物を預けて小倉周辺を散策する。今日は日差しも強く,昨日歩き疲れたことや過去に脱水症状になって気分が悪くなったこともあったので,常に水分補給しながら散策。

 

 

(左は漫画ミュージアム入口にある松本零士先生の展示物で,こちらは撮影OKのもの。右はエスカレーターの手すり)

 

 でも小倉駅周辺で時間潰せるのは昨日「A」店で教えてくれた北九州漫画ミュージアムだけだった。松本零士大先生メインで飾られていたが,正直俺は世代がちょっとズレているため,どちらかというとシティーハンターで有名な北条司先生の方に興味があった。漫画ミュージアムは入館料払えば好きなだけ漫画が読めると聞いていたけど読みたい本はとくになかった。でもふと「美味しんぼ」が目に入り,最近YouTubeチャンネルでアニメ版を見ていたから丁度時間つぶしに良かった。それにしてもこの漫画ミュージアム,エスカレーターの手すりまでイラストが載ってるし,アニメの人形やコスプレ服,プラモデルや駿河屋もあってアニメ好きというか,そういう世界の好きな人にはたまらない建物だなと。ここで小倉に来た記念にと,この漫画ミュージアム用に書き下ろしたであろうシティーハンターのポストカードセットを購入

 

 

 銀河鉄道999の下水道管蓋が近くにあるらしいので探して写真撮る。時刻は午後1時を回っていたが,朝食沢山食べたおかげで全然腹は減っていなかった。でも新幹線内で腹減ると嫌だなと思って,一応コンビニでパン1個買って小倉駅のベンチで食べる。それでもう十分だった。ちなみにそのベンチの反対側には自黒の小太りおじさんがヘッドホンをつけたまま座って寝ていたが,お土産を買いに行った朝9時からずっとここで座り寝していて,こいつ何してんだろう・・って思った。

 


 

14:41の新幹線に乗って鹿児島中央駅まで戻る。今回の研修中,ずっと思っていたことは,「何で俺はこんな大都会に生まれてこなかったのだろう。ど田舎に生まれてきて何一つ楽しいことはない。大都会で生まれていればもっと楽しい人生過ごせただろうし,結婚もしていたと思う。集落の草刈り作業で悩むこともないし,トラブルで悩むこともなかった。運命を悔やんでも悔やみきれないよ。」とそればかり。都会の人と比べれば,地下鉄乗りも競馬も殆どやっていない,アリーナとかで開催されるいろんな展示会とかにも行ったことがない・・。せっかくの人生なのに凄く勿体なく過ごしているんじゃないかと。やっぱり田舎って面白くないと思った。

 

 

 このブログで一番アクセス数が多い「MBCを退社したアナウンサー」記事で,これまでMBCに在籍していた福岡出身のアナウンサーも数名いたけど,皆辞めた気持ちがわかるような気がする。仕事で嫌なことがあってストレス発散しようにも鹿児島はそんな所全然ないのよ,福岡と違って。男性にとっての娯楽はパチンコしかないし,女性にとっての娯楽はショッピングモールやサウナ,エステも少ないから料金も高め。今,福岡出身でMBCアナウンサーとして在籍している玉谷さんも,また福岡に帰りたいと思っても仕方ないなぁと思った。交通の便もお店もレベルが違い過ぎる。