流しのOOJA2

 昭和の曲をレトロ風にアレンジした「流しのOOJA」が好評だったのか,第2弾が出たのを偶然に知った。結婚,出産を挟んでのリリースだったので前作から約2年ぶりのリリース。前作は「夏をあきらめて」だけしか気に入らなかったけど,今回は「初恋(村下孝蔵)」「木枯らしに抱かれて(小泉今日子)」「六本木純情派(アン・ルイス)」が好きですね。相変わらずのジャジーな大人のアレンジが結構気に入っているだけど,個人的にはどうも選曲がベタ過ぎ。「他の人もカバーしてるじゃん」っていう選曲ばかり。

 

 

 例えば村下孝蔵さんでいえば「初恋」の他にも「少女」という代表曲があるのに,なぜか「初恋」ばかりカバーされるし,「木枯らしに抱かれて」と「六本木純情派」はいろんな人がカバーしているから正直言ってもう飽きた。レコード会社の壁で決まった曲しかカバーできないのかなぁと思う今日この頃。せっかくカバーするんだから,今まで誰もカバーしていない曲とか出来ないのかな。

 

 

 

 個人的な感想としては,アレンジとか演奏力・歌唱力は申し分ないだけに,選曲でマイナスになってしまった凄く惜しいアルバム。