こちらも俺的に凄く想い出深いアニメなので,ちょっと修正をして再アップします。

 

 赤い光弾ジリオンは1987年に日本テレビ系で放送されたアニメです。

 小学校時代からの友人の家に遊びに行った時、「アニメディア」を発見。偶然にもこのアニメが表紙を飾っていた号を見て「格好いいキャラクターだな…」と思ったのが第1印象でしたね。

 俺:「このアニメ鹿児島で放送してるの?」
 友人:「いや、してない」

 

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 このアニメは、タイムボカンシリーズで有名な「タツノコプロ」制作による作品で、シリアスな話の中にもコミカルな部分もあり、いかにもタツノコプロらしいアニメ。本放送終了後もアニメファンの間で人気があったため、ドラマCDやOVAも発売。もしかするとこのアニメは、こういった本放送終了後のアナザーストーリー的なものをビデオやドラマCDで発売するキッカケを作ったのかもしれませんね。

 こんなにジリオンファンなのに実は俺、TSUTAYAで借りた「ジリオン名場面セレクション」の3話分しか観たことがない。その理由は鹿児島では放送されていないから。というか、未だに鹿児島のテレビ局は放送しようとする気配すらない。そういやぁ10年くらい前、GyaOで全話あったような気がするな。このご時世,ネットで観れば良いじゃん的な考えがあって未だに放送する気が無いのか。

 

そのビデオを観て、主役の関俊彦さん、ヒロインの水谷優子さんの声を初めて聴き、えらい感動した記憶がありますね。このアニメに起用されるまで、お二方はあまり有名じゃなかったから。

 

 

 

 個人的な意見なんだけど、今、こうやって当時を振り返ると、この頃のアニメ業界はウナギ登りだったような気がします。ジリオン終了後にボーグマンがあって、同時期に鎧伝サムライトルーパーも登場。その声優に人気が集まり、アイドル声優として「NG5」が登場、ライブやオリジナルCDまで飛ぶように売れ始めるし、この時期、いろんな声優さんが登場したと思う。

 

旧ED、「PUSH」 曲全体が3分もない曲。カチャカチャしたギター音が好きだったりする。残念ながらテレビ版がないので英語バージョンで

 

 

 

 90年当初のテレビ東京は、一部の人から「普通のテレビ番組を放送するよりもアニメの方が視聴率取れる」とまで言われたようで、やたらアニメを放送していたらしい。これも声優ブームを利用した当時のテレビ東京の考えだったのかもしれませんが、鹿児島では全然ネットしてなかったので、この頃のテレビ東京アニメは全て観てません!!しかも未だにね。

 

 ただ、声優業界としては華やいていだとしても、その裏方(作画や原画を作る方)は深刻な人手不足に悩まされていたそうです。安月給で重労働…。特に戦闘モノのアニメはキャラクターの動きが複雑に描かれるので、どうしてもセル画数が増えてしまう…。結果、それだけ人手と膨大な時間がかかることもあって制作する事が出来ず、 みんな「ほのぼの系」アニメに流れしまう傾向があったらしいです。
その実情をアニメファンは知っていたこともあり、アニメファンにとっては余計に戦闘モノ系のアニメは大歓迎、大ヒットする傾向にあったと思います。

 

新ED 「ROCK CANDY」 ドラムとAメロのリズム構成がなんとなくThe Pretendersの「Dont get me wrong」という曲に似ている気がする

2019年,京都アニメーションが放火にあってしまいましたね。約38秒後に「仕上げ 京都アニメーション」という部分が悲しい。

 

 

2016年追伸:今年、このアニメの紅一点であり、主要キャラであったアップル役の水谷優子さんがお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。 あと同じく主要キャラの一人、エイミ役の本多さんも何年か前にお亡くなりになり、このアニメの復活は難しいのかな・・。