7 Friends~Remix-version~…REBECCA
 NOKKO、土橋安騎夫さんが在籍したバンド。レベッカ結成の中心メンバーが脱退、キーボード中心のポップなサウンドへシフトチェンジした直後にこの曲でヒット。何年か前にドラマ主題歌起用のため、より前面に押し出したギター、何故がたて笛?みたいな音が入ったリミックス盤があり、今の若い人にはこちらの方が馴染み深いかも。

 

 

 

 8 故郷だより
「茂木淳一」氏が語るナレーション。とりあえずはコンピレーションアルバムながらも、ある程度コンセプトがある為、このナレーションを追加している。


 

 9 ダイアモンド…Princess Princess
今年限り再結成したプリンセス・プリンセスの出世作。この当時、SONYカセットテープで本人も出演していて、かなり話題になっていたと思う。「いつになってもダイヤモンドは永遠の憧れ」的な、女性の観点から見た詞と可愛いシャッフルサウンドで、「女性バンドでもビジネスになる」というレコード会社へのアンチテーゼを成し遂げた。
 彼女らの成功を機に、「PINK SAPPHIRE」や「GO-BAND’S」「ROSY ROXY ROLLER」といった女性バンドが登場する

 

 

    

 

10 星のラブレター…THE BOOM
 のちに彼らはレゲエサウンドや沖縄音楽に影響され、音楽性が極端に変わってしまうバンドなんだけど、この曲を歌ってた頃は普通のポップバンドとして活動、宮沢和史さんの若かれし頃の正統派ラブソングともいえます。
 ただ、個人的に言えば、宮沢和史さんは「日本の音楽シーンを10年先読んだアーティスト」。
 それは何故か…今でこそ「島唄」というジャンルが確立し、メディアも多数取り上げていますが、宮沢さんは1993年にはすでに島唄の魅力に取りつかれ、あの名曲「島唄」を作ったんです。93年当時なんて、誰も島唄は見向きもしない時代でしたよ。その時点で宮沢さんは沖縄民謡の良さ知り、そしてあの曲を作った…だから宮沢さんは10年先の日本の音楽シーンを読んだアーティストではないだろうかと俺は思っています。


 

11 ZOO…ECHOES
 今や中山美穂さんの旦那であり、小説家の辻仁成さん率いるバンド、それがエコーズ。数年前、菅野美穂さんのドラマでリバイバルされ、菅野さん自身も歌ったバージョンもある。


 

 
12 GET WILD…TM NETWORK
 小室哲哉さん率いるTMネットワークの出世作。1987年当時からすでにコンピュータを駆使した打ち込みスタイルを展開していた彼ら。 この曲はTVアニメ「シティハンター」のエンディングテーマソングとしても有名で、常に生と死の隣りあわせの世界で生き抜くシティハンターの世界を見事に表現した詞が多くのファンを掴んだ結果となった。

 

 


 

13 ff…HOUND DOG
 日清カップヌードルのCMソングで使われた曲。右手の拳を高らかに挙げてみんなで行進していた映像だったような覚えがある。 正直暑苦しいんだけど(笑)、ここまで強く激しく熱唱できるボーカリストは日本にはいないでしょ。でも数年前にメンバー間で裁判ざたになっているのはちょっと困りモンです。


 

14 練習スタジオ
 「茂木淳一」氏が語るナレーション。オムニバスアルバムながらも、ある程度コンセプトがある為、このナレーションを追加している。最後の曲が収録される為に作ったリハ模様って感じか。


 

15 ビデオ買ってよ…カステラ
 カステラというバンド名は知ってたけど、個人的にはちょっと遠慮したい部分があって全然聴いてなかったというのが正直な感想。 ここまでストレートな歌詞を書くアーティストも珍しいんじゃないかな。あと初期ドラムの人の子供さんはすでに高校生だという…時の早さを感じますね。

 

   
16 天井裏から愛を込めて…ANGIE
 今も持っているバンドブーム絶頂期に創刊されたロック雑誌に、アンジーのアルバム宣伝が載ってるんだけど、それは「アコースティックアルバム」と書いてあったため、この曲を聴くまで「アンジー=アコギ臭い」と思っていた。
 …が、今回このコンピアルバムを聴いてそのイメージが一掃。俺の大好きな8ビートロックチューン、イントロの華やかなキーボードにやられましたね。一時期お気に入りでした。アンジーってロックバンドなんだなと(笑)。 


 

17 パヤパヤ…LA-PPISCH
 レピッシュというバンドは鹿児島ではそんなに有名じゃないけど、この曲だけは俺ら世代の鹿児島人は殆ど知ってるんじゃないかな…。実は1988年頃、MBCテレビで夕方に「5時からテレビ」という鹿児島だけの情報番組を放送してて、その番組テーマソングとして流れていたのがこの曲なんですよね。この当時、よくラジオで流れてましたよ。

 

 


 

18 限界LOVERS…SHOW-YA
 先に書いたPrincess Princess(プリプリ)と同時期に活動したSHOW-YAは、明らかにプリプリとは違うハードロック路線。ギターがガンガン鳴って、ドラムが激しくて…。そして何と言ってもボーカル寺田恵子さんのシャウトは男顔負けの迫力。
 この曲と「私は嵐」はSHOW-YAの代表曲で聴いた事ある人は多いのではないでしょうか。寺田さんが脱退後、何人かのボーカリストをメンバーに迎えたものの、「やっぱり寺田さんじゃなきゃ・・」というメンバーの要望により復帰した・・はず?。

 

 


 

19 紅…X
 そのバンドの衝撃さゆえに、未だ後継者の現れないX。 インディーズ時代から、YOSHIKIのメチャクチャさには、どのライブハウスでもゲリラリストとして名が載っていたという。 あるバンドがライブハウスへブッキングしに行くと「君たちはYOSHIKIというヤツがいるバンドかい?」と真剣な顔でライブハウス店員が聞いてきたという。
 考えてみれば、ロックも出来てギターも弾ける、スラッシュやメタルも知ってオーケストラも知ってるという存在はYOSHIKIさん以外未だかつていないんじゃないかな。

 

 
20 ヘチマライダー…ヘチマ・コネクションズ
 このアルバムの為に企画されたバンドで、茂木淳一(Vo)、手島いさむ(元UNICORN)(G)、PATA(元X)(G)、エンリケ(元BARBEE BOYS)(B)、小田原豊(元REBECCA)(Dr)がメンバー。 みどり町に住んでいる高校生アマチュアバンドということで設定されているみたいで、「14 練習スタジオ」はその練習風景であった。