零戦の引っ越し | なんでもありのモノづくり

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2024年こそ
作り溜めたシャーシのボディを塗装していきます。

おはようございます。


三連休遠征初日はイロハさんへ。

11:00着まで時間があり

僅か1時間の滞在でしたが

有意義な内容に変わりました。



それは、

何やら作業期間中?



安心して下さい

わたしは入っていません。



なんと分解中。



一階の展示場へ行くと

4年前に吊り下げていた零戦が

床上で分解中です。



すごいタイミングで、

とんでもない距離で見れそうです。



主翼単体が手の届く距離。



左翼端灯はどんな樹脂を

使っているんでしょう。



円形の翼端カバー



エルロン先端部の処理。



独特のエルロンホーン形状。



羽生ばりの布の端部は

山切りカットになっていました。

ラジコンでは空洞になっている

この位置に継ぎ目を

もってこないでしょう。



零戦ってカンザシは必要なのか?

タイヤが邪魔になりそうな。

またの機会に調べます。



写真左の5カ所と




そしてタイヤ右側の7カ所で固定?

謎です。




ラジコンと比べると胴枠も

穴だらけで細い部品構成てす。


このままスケールダウンすると

製作中に壊れるし

形状も維持出来ません


将来3Dプリンターに

頑張ってもらいましょう。





最後はエンジン。

撮影時に気付かなかった

非対称な上下カウリングの

分割位置。



80年以上も前によく

こんな物を大量に作れたんですね。



排気口の形状は

長穴に近い物もありますが

大部分は長穴を後から

拡げたような歪な楕円

でした。



そして排気の向きは

場所によって曲げ方が異なります。

最上段は

キャノピーを避けて下向き。

下から2番目は

主翼上面を避けて上向き。

最下段は

主翼前縁を避けて下向き。



ラジコン機の場合、

市販品はかなり簡略化されています。

自作部品追加もエンジンの振動や

耐油性が問題になります。

重くなるのも敬遠されます。



機体は約30年前に

京商さんから発売の零戦。

4サイクルサウンドを奏でながら

軽々と飛んでくれましたが

FRP胴特有の経年劣化で

歪んでしまい主翼が取付不可。

やはりラジコン飛行機は

バルサ製にかぎります。



ぶらっと立ち寄った
浜松エアーパークでしたが、
至近距離で各部を再確認出来ました。


ではまた。