「本を読む本」 | unlikelihoodのブログ

「本を読む本」

Xネタもいいけど、彼らを見るだけじゃ自分の人生にはならない。


ということでこれからは読書のまとめを書いてみることにした。


仕事の都合もあるからどれだけ多くかけるかは分からないけど、やれるだけやってみようかなと思う。


部分的に自分の言葉で書いてるところもあるので、こんな考え方もあるんだなくらいに思っていただければと。


もちろん内容を変えるようなことはしてないよ。


第一回は「本を読む本」。勝間和代さんが推薦の帯を書いてた。


点検読書
1.表題や序文
2.目次
3.索引
4.カバーのうたい文句
5.かなめの章
6.拾い読み
最後の2.3ページは必ず読む。この最後の数ページで自分の仕事の新しさ、重要さを要約する、という誘惑の勝つことのできる著者は滅多にいない。


4つの質問
1.全体として何に関する本か
2.何がどのように詳しく述べられているか
3.全体として真実か、どの部分が真実か
4.それにはどんな意義があるのか

4.が最重要。その前の3つの質問にも答えなければならない。

あるものの真偽を問題にするのは理論的であり、あるものの向かうべき目的を問題にするのは実践的である。


著者への反論
1.知識不足
2.知識の誤り
3.論理性の欠落
4.分析が不完全

3.は2種類
①不合理な推論→結論が仮定された論拠に基づいていない
②推論における矛盾→著者の言う二つのことが相容れない


普通経験が関係→小説、哲学
特殊経験が関係→科学書
歴史は半分ずつ


参考図書の使い方
1.何を知りたいかを明確化
2.自分の質問にどんな種類の参考図書が答えてくれるのか知る
3.著作の編集に関する知識を持つ。読む前に端書を読む。


百科事典に特にかけているもの
1.論証→教育書として重要な要素が欠落
2.詩や文学そのもののがない→想像力と理性が必要


シントピカル読書の準備作業
1.図書館の目録、他人の助言、書物についている文献一覧表などを利用して、主題に関する文献表を作成する
2.書物を点検して、どれが主題に密接な関連を持つかを調べ、主題の観念を明確につかむ。


シントピカル読書5つの段階
1.関心箇所をを最優先する
2.著者のキーワードをつかんで自分の言葉に翻訳
3.一連の質問を用意して著者から応えてもらう
4.読者と著者の対立意見を整理
5.著者は何を言っているか、どのように言っているか


優れた読書は我々を励まし、どこまでも成長させてくれる