あらすじ
女子大生の倉橋有里は、親友の夏美から両親の結婚式のビデオのダビングを頼まれる。だが、そのことで偶然入手した、「見ると電話がかかってきてその2日後に必ず死ぬ」という“呪いのビデオ”を夏美が見てしまう。
一言感想
くそ映画:でも好き
このタイトルを見たとき、ホラーファンなら一体どんな映画に、対決になるのだろう…!と心躍ったんではないでしょうか。
私もその一人で、予告で伽耶子が貞子のビデオテープを粉砕してるシーンにテンション上げたりしてました。
で……
まずあらすじでわかるんですが、貞子の死の条件が変更されてます。
オリジナルは、
・ビデオを見る
・電話がかかってくる
・その後一週間で死ぬ
・期間内にビデオをダビングして他人に見せ、貞子の拡散に協力すれば呪いで死なない
なんですがこの映画では、
・ビデオを見る
・電話がかってくる
・その後2日で死ぬ
・期間内に他人に見せたら助かるという説があるが、効果はなく死ぬ
になってます。
また貞子の呪いを解こうとしたり、呪いの死を回避しようと自殺しようとしても貞子さんから注意(という名の死)が入ります。
まだビデオの内容も変わっており、たぶん貞子が井戸に生きたまま落とされて死んだ話もなくなっているしTVから出てきません。貞子は暗がりから徒歩で来る。あとやたら髪の毛をわさわさ残していきます。何のアピールなのかしら……
また伽耶子の方も改変があって、あの玄関入ってすぐに階段のある家ではなく、やたら広い庭?の敷地の奥に井戸があります……
俊雄は元気にアヘ顔めいた顔面で出てきていて、ポツンと座って真顔で鳴く俊雄のイメージが強いため「あら~ちょっと見ない間に明るくなってえ!」と近所のおばさんのような気持になります。
話を戻して本編。
まずこの世界では貞子と呪いのビデオの存在が都市伝説的に世間に知られている世界のようで、それを研究している教授が主人公の行ってる大学にいます。
主人公は友人の機械オンチに両親の結婚式のビデオ映像をDVDに焼いてほしいと頼まれます。
主人公と機械オンチは古びたリサイクルショップで中古のビデオデッキを購入。まあそこに貞子のビデオが入ってるんですが、あとあと店員の話でようわからんビデオが入ってることを認識しててそのまま売ってることを話してるんですよね。どんなオマケだ。(この店員は製品チェックでビデオを見ていたので、その後死亡。ちなみに飛び降ります。貞子で…飛び降り…!?としょっぱなから驚き。)
そしてビデオを見てしまい…という話なのですが、なんと主人公はビデオが映っている間スマホを見ていたので呪いを回避。ウルトラ強運。
機械オンチがこれは呪いのビデオだ!というのを最初は信じなかった主人公ですが、友人の怯えっぷりになんとかしなければと決意。
呪いの研究をしていた大学の教授に相談します。
呪い大好き教授は呪いのビデオにテンションアゲアゲ。しかも僕も見るよー!と呪いのビデオを鑑賞。電話もかかって来て感動一塩。
ここで教授の執筆していた本から「ダビングして見せれば呪い回避」という方法が見つかり、あれこれ機械オンチの呪いは解けたのでは?となるんですが、教授が「いや僕はビデオを主人公くんから受け取ったので、機械オンチくんの呪いは解けてないのでは」と冷静なツッコミが。
細かいわ~(´・ω・`)w
ちなみに伽耶子の方ですが、伽耶子宅の近くに引っ越してきた主人公2一家。主人公2は伽耶子宅に不穏な空気を感じ、学校で
「あの家はヤベー。入ってみたらわかる。でも入ったら死ぬからやめとけ」
という「どっちだよ」というお話も聞かされます。
さらにいじめられっ子が3人のいじめっ子に伽耶子宅での肝試しを強要され、伽耶子にお持ち帰り。つられて家に入ったいじめっ子3人も俊雄にお持ち帰り。4人が行方不明という事件が発生。
というくらいです。どちらかというと貞子メインにお話は進みます。
で、貞子パートは教授の紹介ですごい霊能力者のホウリュウさんに機械オンチの除霊をお願いすることに。
ホウリュウさんは機械オンチを見てこれはやばいやつー!と他の予定をすべてキャンセルして貞子退治に挑みます。
そして玉砕。
この除霊がまた、機械オンチに大量の水を飲ませる。まだ飲ませる。機械オンチが主人公に助けを求めたところをビンタ。
という、そのビンタほんとうに除霊に必要でした?って感じのハードなもので。まあ失敗してホウリュウさんも弟子2人も死にます。
しかも「僕は除霊いらん」と断って、このまま呪ってもらって貞子と会うぞ♡とワクワクしていた教授がなんでかホウリュウさんに「貞子にあわせろー!」とつかみかかって返り討ちに合い死にます。オタクの鑑だあんた……
個人的なオモロポイントなんですが、ホウリュウさんが「うわこれ失敗ー!ケイゾウ呼んどいたから!お金は祭壇の奥だから!」って自分が死んだあとに仕事を引き継ぐ霊能力者を手配していて、さらにその人に渡すお金まで用意してるんですよね。しかもけっこう札束いっぱいあった。親切すぎワロタ。ってなります。
ホウリュウも弟子も教授も死んで唖然とした主人公たち。そこに現れる最強霊能力者(たぶん)ケイゾウと少女タマオ。
やたら軽くチャラついたノリのケイゾウ、すんごい生意気で上から目線のタマオ。
「助けてくれるの…?」
「やだよー」
「助ける訳ねーだろ」
「え……」
「嘘だよww」
とかいうおもんないやりとりも入ります。漫画でよくあるね。こういう生意気だったリ軽いやつがめっちゃ強い設定。
で、ケイゾウたちが来る前に主人公は機械オンチを救うために、機械オンチからビデオを受け取り鑑賞。呪いを解こうとしますが、タマオに
「アホな噂信じて見たんだよアホ」
と馬鹿にされます。7日から2日になってるし他の人に見せても意味ないしこの世界の貞子厳しい。
このあたりであの名言!
「バケモンにはバケモンぶつけんだよ」
が登場。
このあたりで結構時間たってるので、対決はよ!どうなるんだ!!とソワソワしだします。
機械オンチは2日で死ぬという事実に病みに病んで、呪いのビデオの映像をインターネットにアップ。でもすぐ消す(なんで)。
しかし保存してた人が再アップしていたので拡散されちゃってる…アハハ~と笑っています。で、呪いで死ぬのは嫌だ~と自殺しようとしますが、貞子が現れて死……口から髪の毛をだらんと垂らして死にました。髪の毛アピ激しいぞ貞チャン。
あと主人公2は伽耶子宅からのお誘いが激しく、入るなよ~入るな~と再三言われていたのに伽耶子宅ご訪問。しかも深夜。
ご両親が主人公2に気が付き3人で伽耶子宅へ。お父さんとお母さんは殺されてしまいます……
主人公2はケイゾウご一行と合流。
伽耶子の呪いにかかった主人公2と貞子に呪われた主人公。二人が伽耶子の家に入り、主人公2がビデオを見れば、貞子と伽耶子はぶつかり合って消える!というのがケイゾウとタマオの計画。
ザル計画じゃね
まず伽耶子宅は廃墟。ビデオデッキとテレビが動くのか?問題。
あとビデオ見終わるまで伽耶子待ってくれてるか問題。
なんてバカな計画なんだ…と息を飲みますが、主人公二人は実行。テレビもビデオデッキも稼働。日本製は丈夫だわ~
電気が通ってるのは…切ろうとしたら電気会社の人が死ぬから放置してるとか。そんなんでしょ。伽耶子も電気無しはつらいんだな。
ガバガバ計画ですが、二人は死に直面している。伽耶子宅へ突撃。ビデオ鑑賞!成功!
どこからか現れる俊雄!テレビから髪の毛が伸びてきて連れてかれる俊雄!よっわ!!
現れる伽耶子と貞子。貞子の先制髪の毛攻撃がキマり伽耶子爆散。と思いきや普通にまた出てきて、なにしてんだコラァ!とばかりに貞子のビデオを握りつぶす伽耶子!
(*^▽^*)(≧▽≦)(^O^)/!!!
怨霊のぶつかり合いに盲目で霊感の感度の高い?タマオは失神。この辺最初の登場が嘘のようにケイゾウが主人公に「気を付けろよ」とか言っててキャラブレ激しいな~と思いつつどうなるこの対決!と思っていたら、ケイゾウが一言
「どっちも消えねえ!シッパイダ!!」
は?
「裏にいけ!井戸だ!」
井戸とな……
井戸に逃げてきたケイゾウたち。そしてケイゾウが…
「わりいけど、一人は犠牲になってもらう」
「一人の体に貞子と伽耶子を憑りつかせる」
「んで井戸にジャンプ」
「まあ死ぬけどそれで封印する」
は(´◉◞౪◟◉)?
しかも主人公が私が死のうとすれば貞子が来るし、伽耶子も来る。(私が犠牲になる)と言うんですけど、ケイゾウの返しはこう
「マジかよ」
お前……
そして井戸のフチに立つ主人公。現れる怨霊二人!走り寄る怨霊二人!井戸の上でドッキング!!どさくさに紛れて吹き飛ばされるケイゾウ(多分死んだ)
貞子と伽耶子はまじりあいながら井戸の底の主人公の元へ落下……
タマオに井戸の蓋を閉じてとお願いされて閉じる主人公2。めっちゃ藁で出来てるけど…三ヶ月くらいでボロボロになりそう。
と思ったら伽耶子と貞子の融合体(ネトフリの字幕にこう書いてあります)が即登場。ワンピースは真っ白でツヤツヤの高そうな生地になり、体の汚れも一掃。エステに行って百貨店で買い物してきたみたいな感じ。俊雄は変わらずブリーフのみでした。子供の服も買ったれ。
あんだけ偉そうだったタマオチャンは悲鳴を上げてこのあたりずっと怯えてます。強気霊能力少女としてのキャラ設定を忘れすぎ!
そして悲鳴……完
そう。なんと……全滅エンド……!!
しかも、貞子の呪いの映像を機械オンチがインターネットにばらまいてるし、貞子と伽耶子の融合体は爆誕したしでこの世界、2日で人類全滅するでしょうね。
そもそもこの映画見ようと思った人は貞子と伽耶子の対決を望んでいたはず。でも対決シーンは最後の最後に10分あるかないか…くらいです。ほんと一瞬。タイトル詐欺映画です。
良いところといえば、エンディングテーマの聖飢魔Ⅱの曲がめっちゃかっこいいところです。そこが☆5、タイトル詐欺などを加味して☆2です。
そもそも貞子の設定を大幅に変えてるのもハー?だったし、恐怖の象徴だった二人の怨霊をおもちゃにしよってからに…(怒)という気持ちがわいてきます。
でも嫌いじゃないけど……
ちがう…おもんないの…でも私はホラーが好き……邦画にも頑張ってほしい……あとやたら毛を残す貞子とか偉そうに出てくるくせに結局雑魚のケイゾウとか色々面白くはある。本来の面白さとは違ってますが。