今 トマトはサラダのように生で利用するだけでなく
うまみ成分(グルタミン酸)を活かした トマト鍋などでも 注目されています
生で食べる甘くおいしい 品種も増えました
その 便利で美味しく栄養たっぷりのトマトについて 教えて頂こうと
「トマトの起源や歴史、食文化」について
玉川大学農学部教授 農学博士 田淵 俊人先生を お招きし
「くらしに役立つ学習会」を開催しました
トマトのふるさとは 中国? インド? ヨーロッパ? 南アメリカ?
答えは 南アメリカ ![]()
トマトの栽培種の起源は ペルー説とメキシコ説があります
★ペルー説 野生種の起源は、ペルー
野生種のほとんどが分布し 市場で販売され食べられているからなのですが 種子が多く食べる部分が少ないものでした
★メキシコ説 栽培種の起源は、メキシコ
メキシコは、食べたい食文化があったため 果肉や子室が多い変異が存在する栽培種となって ヨーロッパ経由で世界中に運ばれました
日本には 江戸時代に入りましたが観賞用でした 明治時代に 新しい野菜として栽培されましたがトマト臭が強くあまり好まれませんでした 大正時代末期になって トマト臭の少ない品種が出来好まれるようになりました ![]()
この様に 品種改良が今も続けられていますが 品種改良を重ねるほど弱くなってしまいます
そこで 現在の「種」は 栽培種ではなく野生種が使われています しかし、その「野生種トマト」が 現地で 気候変動などの影響で ほぼ絶滅してしまいました
したがって 貴重な遺伝子を持つ「遺伝資源」として「野生種トマト」を保存する意義は大きいのです
先生の研究室では 生徒さんと共に野性種の種の保存と 栄養価の高い美味しいトマト作りの研究を重ねて いらっしゃると教えて頂きました
ほかに、うまみ成分を活かしたケチャップやソース、抗酸化物質をたくさん含んだ「トマトの力」のお話も 大変参考になりました
品種改良を重ねると弱くなるとのお話し そういえば去年まで美味しかったあのトマトを見かけないのは 仕入れのせい?と思っていましたが違ったのかも知れないと思っています
どんどん種類が増え美味しくなる栄養満点のトマトは 「種」を残す努力をされている 田淵先生や学生の皆さんのおかげと感謝しつつ たくさん食べて楽しみたいですね ![]()
新しくできた品種のトマトにチャレンジしてみよう
学習会会場では新型コロナウィルス対策のため
密を避け参加人数を半数にして開催しています










