
嘉穂劇場は福岡県飯塚市にあります。
1931年(昭和6年)に建てられた嘉穂劇場は木造二階建て、最大で1200人を収容。
石炭で潤った時代に建てられ、現在も歌舞伎、演劇、落語、コンサート等の公演が行われています。
日本風の造り、手書きの看板が正面に置かれ、
文学座のアトリエとは違ったオーラが旅公演中の新劇俳優を迎え、
「ああ、おふくろさん騒動の時、森進一が公演してた所だ~」
なんて無駄な芸能ゴシップの記憶を掘り起こしていました。

中は花道、マス席があり、

二階席も。
公演が行われていない時は内部の見学が出来、飯塚公演の本番前にのぞいて来ました。
小道具部屋や回り舞台の下に入る事も出来、資料室の昔のチケットをニヤニヤしながら眺め、
「いつか立ってみたいな~」と思いながらその日自分の立つ劇場へと向かったのでした。
それから約一ヶ月後、佐賀の旅館の本棚に置いてあったのが、

「定本 嘉穂劇場物語」
嘉穂劇場の歴史がつまった豪華な一冊!
発行は1977年春、限定1200部とありました。
発行の実行委員長は元首相の麻生太郎さんでした。
出発の直前に読みだしたので全部読めませんでしたが、
当時劇場を切り盛りしていた伊藤英子さんの写真やお話がカッコよくて…。
またいつか佐賀に来た時に続きを読もうと思います。
幹の会「王女メディア」、あと5回です。
斉藤祐一