教室の後ろに貼ってあった紙。
心の鬼を退治しよう!というタイトルで、生徒一人一人が自分の中の『ある部分』を鬼として捉え直していこうという趣旨だと思われる。
タロが書いていたのは、
『ぼくは、がっこうイヤだおにをたいじしたいです。』
そうか、やっぱり退治したいんだな…
でも、
鬼はなかなか手強いね。
他の子のを読んでみると、
いつも時間ギリギリに登校してくる子は、『ねぼうおに』
手が出ちゃうヤンチャくんは『いじわるおに。やさしくするとやさしくなる』
時々、乱暴な言葉がでちゃう子は『イライラおに。ぼくはどうしてイライラするんだろう』
みんなそれぞれ変わりたいんだなぁ。
どの子もきっといつか退治できますように。