3、40代で結婚する友人に対して、
もしかしたら私と同じ不妊の道を辿るのでは?
(年齢だけが不妊の要因ではないけれど)
と、勝手に余計な心配と小さな親近感を持つ。
いつでも相談に乗るし~、体験談も教えてあげるし~。
と、勝手に心の準備をする。
その気持ちよく分かるよ。私もそうだったよ。
と、勝手に将来の彼女の気持ちを酌んだりする。
けれど、すぐにめでたく妊娠したのを聞いて
勝手に小さなショックを受ける。
そうだよね。そうだよね。
世の中の常識は、普通に妊娠できて当たり前なんだもの。
もちろん、とてもおめでたいことだし、私も嬉しい^^。
でも、やっぱり自分たち夫婦は不妊だったんだなと改めて確認させられるような気になる。
治療中のころ、同じようなパターンがあったときは
やっぱりショックだった。
けれど出産したあとも同じような気持ちになるとは。。。
自分だって子供を授かっているのにね。
自然でも治療でも、産まれたイノチは何ら変わりはない。
そう分かっているのにね。
この、感情はどうだろう。
あぁ、私とは違うんだ・・・。
勝手に同情した自分が恥ずかしくて、虚しい。
そして寂しい。
不妊治療は、体験した人にしかその辛さは分からない、とよく言うけれど
(どんな辛さもそうですね)
不妊治療後に出産した人にしか分からない気持ちもあると思う。
ママ友さんがあと○人産む!と気軽に目標を口にするのを聞くときの気持ち。
いつ頃仕込んだの?あのときの子だ(笑)という他愛の無い冗談を言い合うときの気持ち。
未だ氷の世界でひっそりと待つ小さな卵について考えるときの気持ち。
それって、しなくてもできるってこと?無邪気な質問はいつまでも頭にこびりつく。
ひがみとか妬みではない。
羨ましいんでもない。
・・・あ、違うんだな。という呆然。
ある意味、不妊症の後遺症とでも言うべき感情かな、と思う。
勝手な私。
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現代医学にも、この時代に生まれたことにも感謝。