もりです。
大正ブラックボックスのナンセンス補足の時間です。
さて、今回の舞台は大正時代ということでしたが、
アンケート読んでも思ったのですが、
みんな大正好きだなー
って、ことです。
まあ、僕も好きです。
元々僕はごちゃっとした状態が好きで、
夕方や明けの明星
混沌、曖昧
そういう状態が好きです。
大正時代って正にそういう感じだな、と。
幕末もそんな感じ。
まあ、そういうのがみんな好きなんですよね。
そういう時ってドラマが詰まってるから。
大正に関しては字も好きです。
最近「令和」発表されましたが、
「大正」
綺麗すぎる感じがとても好きです。
逆に歪というか…
劇中のセリフで
「闇あるところに光あり!」というのがあるんですが、
これは正義はなくならない!っていうことではなく、
光もあるし、闇もある。
それはあっていいものなんだよ、ということを指しています。
勿論、それを凜ちゃんが自身で理解していっているわけでなく、
闇雲先生が言わせている部分が大きいんでしょうが
綺麗は汚い、汚いは綺麗 という有名なセリフがありますが、
綺麗なものは実は汚い、で、汚いものは実は綺麗、なほうでなく、
綺麗も汚いも一緒、みたいに私は考えています。
好きも嫌いも無関心ももとを辿れば一緒だなと。
好きだから嫌いじゃない
嫌いだから好きじゃない
無関心だから好きじゃない
嫌いだから無関心じゃない
ではなく、一瞬で裏返る。
それが、人であり、心なんだと。
思います。
話がとびましたが、大正時代とは心が溢れた時代だったのではないかなと思います。
その溢れる心の欠片でもあなたにぶつけられたなら、
あなたを動かすことが出来ていたなら
さいわいです。
でも、それは偶然です。
そして、必然です。
あなたがお芝居を観よう、ということをしたから
あなたの一歩があったから、
あなたがかわれるのだと思います。
誰かが何かをしてくれるわけではない。
ドラマは勝手に始まらない。
「あなたの時代」はあなたの意志で動くはずです。
思い通りにはいかないだろうけど、
だって、あなたの時代には、あなたをあなたにするだれかがいるのだから、
思い通りにはいかないけれど、
それが普通で特別です。
特別で普通の時代です。今も、大正も。令和もきっと。
時代は何もしてくれません。
するのはあなたです。
あなたがあなたのはこにいれるものを決めるのです。
思い通りのものが手に入らなくても
思ったより入らなくても
だいじょうぶ。
はこは、ありつづけるし、かえつづけられるから。
あなたが生きてる限り、
よくわからなかったら、ごめんなさい。