遊星「勝ったぞ!さあ、異変について教えてもらおうか」
紫「確かに、資格と実力はあるようね。約束通り、異変について教えましょう」
紫「その前に…そこでコソコソ隠れている不届き者を懲らしめなくちゃね!(くぱぁ)」
龍亞「なっ!何あれ!というかお前は…!」
クロウ「チームラグナロクのブレイブ!」
ブレイブ「いったった~♪うまく隠れているつもりだったんだけどな~♪どうしてばれたんだ?ってか今の
手品何だよ(ニヤッ」
紫「残念だけど、私には見えるのよ。それと今のは手品じゃなくて私の能力よ。」
龍可「能力?」
紫「そう。私の能力は『境界を操る程度の能力』。どんなところでもスキマがあれば入り込むことが出来る
わ。ちなみに、人の感情とか記憶のスキマも操れるから私を敵に回さない方が良いわよ?」
クロウ「どこへでも行ける上に、記憶も消せるだと?インチキ能力もいい加減にしろ!」
???「まぁまぁクロウ、そうカリカリするな。まずは彼女の話を聞こうじゃないか」
ジャック「お前はドラガン!それにハラルドまで!」
龍可「チームラグナロクの三人が揃っちゃった…」
ハラルド「ここ最近、我々のルーンの瞳におかしなイメージが映ることが多くてね。遊星なら何か知っているのではないかとこうして駆けつけたというわけさ」
遊星「おかしなイメージ?」
ドラガン「いきなり明るくなって爆発するイメージだ」
全員「!」
紫「なるほど。彼らも資格を持っているということですね?」
遊星「その通りだ。さあ、話してもらおうか」
紫「わかったわ。でも話をするにあたって理解してもらいたいことがあるの」
紫「――まずはじめに理解してほしいことは、あなたたちが生活しているこの世界以外に、複数の世界が存在するということ。そしてそれぞれの世界は、元々幻だったものが分裂をして出来たということ。あなたたちがいるこの世界も、元をたどれば幻から作られているということ。これをまず理解して頂戴。」
ジャック「なるほど。わからん。」
紫「…。」
遊星「つまり、俺たちがいるこの世界以外に、同じような世界があるということか」
紫「簡単に言えばそう。まぁそんな簡単な話でもないのだけれど。そしてそれぞれの世界は、決してほか
の世界と交わることはないはずだった。」
龍可「だった…?」
紫「ある一点から放射状に世界が広がっていると考えればわかりやすいと思うわ。それらは時間がたつにつれて離れていき、発展するにつれてそれぞれ特徴を持った世界になるはずだった。
遊星。あなたがあんなことしなければね。」
遊星「?!」
紫「あなたはゾーンとの戦いで勝利し、人々の意識を確実に変えた。それにより、この世界は破滅の結末から逃れることができた。」
紫「でもね、それはこの世界の住民からしたらうれしいことだけど、ほかの世界からしたらうれしくないことなのよ。放射状に延びていたこの世界は、そのまま進めば確実に破滅するはずだった。だけど、人々の意識が変わり、破滅の未来を避けたことにより、この世界の進路は傾いてしまった。その結果、このままいけば他の世界とこの世界は衝突してしまうかもしれないの」
紫「過去に前例がないわけではなく、むしろこういうことは頻繁に起きてるわ。殆どの場合、世界同士の衝突は早い段階で前兆として異変がおこる。私たちはその異変を解決して回っているのだけど、こんなに異変が遅く起こるのは初めて」
ハラルド「ちなみに、そのほとんどの場合は前兆から衝突までどれほどの猶予があるんだ?」
紫「約5年よ」
ブレイブ「それで今回は?あと何年で衝突するんだ?」
紫「……あと一か月よ。」
全員「!?」
龍亞「い、一か月!?一年とかじゃなくて?!」
紫「間違えないわ。私や赤き竜はほかの異変解決者の中でもベテランの方なのよ。経験則ってやつね。なんとなくとかふわふわしたものではないわ。確実にあと一か月で衝突する」
ドラガン「世界同士が衝突したらどうなるのだ?」
紫「…わからないわ。前例がないの。私はもちろん、今までそんな過ちを犯した解決者は一人もいない。ただ今回は異例すぎる。私を含め、殆どの解決者が前兆に気づかなかった。こんなことあり得ないわ」
遊星「今まで気づかなかった原因はまだわからないのか?」
紫「…わかっているわ。いつもの傾きの場合、一つの世界が傾いたために他の何ともない世界と衝突する。でも今回は、この世界とぶつかるかもしれない世界にも傾きが生じているの。しかも、明らかに不自然な傾きでね。」
クロウ「なんでそんなことが…」
紫「その原因も突き止めたわ。どうやら、よからぬことを考えている者達がいるようね。二つの世界を衝突させて破滅させようと企んでいるらしいわ」
アキ「どうしてそんなこと…」
紫「分からないわ。とにかく、この世界を破滅させようとしている輩がいるのは間違いないわね。」
紫「さて、時間がないから大体噛み砕いて話したけど、納得してくれたかしら?」
遊星「なんとなくだが理解はした。だが具体的に俺たちはどうすればいいんだ?」
紫「今現在、こちらの世界に破滅を企む輩は侵入してきていない。他の解決者がこの世界を見張っているからね。だからあなたたちは、向こうの世界に行き、破滅を企む者達を倒してきてほしいの。向こうの世界でもデュエルは一つのシステムとして導入されている。破滅を企んでいる奴らも、そのシステムを利用してくるはずよ」
遊星「なるほど、わかった。紫、今すぐ向こうの世界に連れて行ってくれ!」
ジャック「そういうことなら俺も行くぞ遊星!この世界に危機が迫っているというなら、このジャック・アトラスが黙っているわけにはいかない!」
クロウ「俺も行くぜ遊星!一度はお前に助けられたこの世界、何があっても守り抜こうぜ!」
アキ「私も行くわ!」
龍亞「俺も!」
龍可「私も!」
ハラルド「私たち、チームラグナロクも力を力を貸そう。どんなことがあっても、私たちの世界を破滅させる
わけにはいかない!」
ドラガン「ああ!」
ブレイブ「悪いやつらの命、頂戴するぜ♪」
紫「盛り上がっているところ悪いけど、現時点で連れていけるのは遊星だけよ?」
ジャック&クロウ「なんだとぉー!?」
ハラルド「どういうことだ、紫」
紫「どうもこうも、デュエルで実力を示したのは遊星だけ。実力が無ければ、危なすぎて連れて行くことは
できないわ。」
ブレイブ「なるほど、つまり遊星と同じように紫に勝てばいいってことか。おもしれぇ!さっそくデュエルしようじゃないか!なぁ!みんな!」
皆「ああ!」
紫「悪いけど、そうそうのんびりしてられないのよ。私はすぐにでも修正に行かなければいけないし。かといって、人手が足りないのも事実。だから私の友人たちを呼んでおいたわ。そろそろ来ると思うんだけど…」
クパァ)???「ちょっと紫ー!誰が友達ですってー?」
クパァ)???「まぁまぁいいじゃねーか!強いやつとデュエルできんだろ?」
クパァ)???「あやややや!早速キング・オブ・デュエリストの一人と会えるとは―!さっそく取材を!」
クパァ)???「デュエルー!」
クパァ)???「あなた一人で勝手にデュエルしちゃだめよ?相手を傷つけかねないでしょ?」
クパァ)???「あらあら、なかなか楽しめそうね。」
クパァ)???「はぁ…まさかここに来るまでに持ってきたお餅全部食べてしまわれるとは…」
クパァ)???「皆さま、ちゃんと紫様の指示に従ってくださいね?」
紫「さぁ、ではあなたたちの実力、見せてもらおうかしら。ここにいる私の友人たちとデュエルして勝てたら
連れて行ってあげる。ただし、負けたら連れていけないからね」
???「さて、それじゃ私はそこの赤い髪の女の子とやろうかしら。あなた名前は?」
アキ「十六夜アキよ、よろしく。あなたは?」
霊夢「あたしは博麗霊夢。博麗で呼ばれるのは嫌だから霊夢でいいわ」
???「じゃあ俺はそこのレモン頭のやつ!」
ジャック「なっ!貴様このジャック・アトラスをレモン呼ばわりだと!いいだろう!相手になってやる!」
魔理沙「決まりだな!俺は霧雨魔理沙!よろしくな!」
???「私の相手はここへ来る前から決めていました!クロウさん!お願いします!」
クロウ「おっ!俺の名前知ってんのか?」
文「ええ!BFの使い手・クロウさんと一度デュエルしてみたいと思いまして!あ、わたくし射命丸文と申し
ます!以後お見知りおきを!」
???「えーっと…えーっと…」
???「あなたたち双子の相手は私たちよ。私たち姉妹の力と、あなたたち双子の力、どちらが上か勝負しま
しょう」
龍可「タッグデュエルってこと?」
龍亞「おもしれーじゃん!やろうぜ!俺、龍亞!こっちが妹の龍可!よろしくな!」
レミリア「私はレミリア。そしてこっちが妹のフランよ。さぁ、やりましょうか。」
フラン「わーい!デュエルデュエルー!」
???「さてさて、私はそこの白髪のイケメンさんと遊びましょうか。」
ハラルド「私か。よろしく頼む。ハラルドだ。」
幽々子「私は西行寺幽々子。よろしくねイケメン君♪」
???「では私はそこのガタイの良い方で。よろしくおねがいします。」
ドラガン「ほう。一見白髪の女の子のようだが、ずいぶん物騒なものを持っているな。だがデュエリストの
剣はカード!盾はディスク!容赦はしないぞ!ドラガンだ、よろしく。」
妖夢「魂魄妖夢です。どちらの剣がよく切れるか、試してみましょう!」
???「では私はブレイブ様で。」
ブレイブ「おうおう。名前が売れててうれしいねー♪だが容赦しねーからな!お前のライフを頂戴する
ぜ!」
藍「もちろんです。あなたがどれほどのものか、見せていただきますよ。」