ルート学園――夏
ノノハ「ねぇ!バイトしない?!」
カイト&ルーク「えっ?」
ノノハ「あのね…」
ルーク「…ふーん、デュエルモンスターズの大会スタッフねぇ」
カイト「俺は別にいいけど?」
ノノハ「ほんと?!じゃあさっそく…」
ルーク「ちょっと待ってくれカイト!ノノハ、それはいつやるんだい?」
ノノハ「えーっと今度の日曜だね」
ルーク「カイト、その日フリーセルたちと愚者のパズルを解きに行くんじゃなかったか?」
カイト「あ、そっか…じゃあ仕方ないけどダメだなー」
ノノハ「えーダメかぁ…あとは他に誰に頼めば…」
ルーク「一応聞くけど、バイト内容は?」
ノノハ「受付!少し朝早いけど、終わったら結構自由にしてていいらしい」
ルーク「ふむ…それで、給与は?」
ノノハ「ちょっと待ってね…え~っと…あったあった、日給一万だね」
ルーク「フム…なかなか面白そうだね。僕でよかったら手伝おうか?」
カイト「えっなんだよそれ!…じゃあ…俺も!フリーセルには翌週に延ばしてもらうようにメール入れとく」
ノノハ(ニコッ「ありがと!…でも~二人じゃ多いかな?」
カイト&ルーク「えっ?」
ノノハ「募集人員、一名なの☆」
―――ネオ童実野シティ―――
遊星「…よし、これでウイルスからのモーメント防御プログラムが正常に作動すれば成功だ」
遊星「…?!なんだ?いきなり腕が…!これは!赤き竜の痣!」
(ピンポーン)受付嬢「不動博士、ジャック・アトラス様からお電話です」
遊星「わかった、すぐ行く」
ジャック「遊星!久しぶりだな!」
遊星「ああジャック、久しぶり。ちょうどよかった。実はお前に聞きたいことが…」
クロウ「赤き竜の痣のことだろ?」
遊星「クロウ!ジャックと一緒だったのか!」
クロウ「ああ!ジャックとライディング・デュエルの練習中だったんだが…」
ジャック「急に腕が熱くなったと思えば、赤き竜の痣が浮かび上がってきてな」
遊星「そうか…実は俺も、モーメントの防御プログラムの修正が終わった直後、腕がうずいてな」
ジャック「やはり遊星もだったか…」
クロウ「ということは…」
受付嬢「不動博士、十六夜様からお電話が来ております」
遊星「分かった、会議通話に切り替えてくれ」
受付嬢「かしこまりました」
アキ「遊星!」
遊星「アキ!もしかしてお前も痣が―?」
アキ「そうなの!休憩中にいきなり腕がうずいて、気付いたら…」
遊星「そうか…やはりアキもか…」
アキ「ということは、みんなもそうなのね?」
クロウ「ああ。おそらくそのうち龍可たちからも連絡が…」
受付嬢「不動博士、龍可様かr」
遊星「会議通話に入れてくれ」
受付嬢「かしこまりました」
龍亞&龍可「遊星!赤き竜の痣が!」
遊星「ああ。やはりな…」
龍亞「どうしてまた痣が…?」
遊星「わからない。とりあえず近々みんなと会って話がしたいんだが、みんな集まれるか?」
数日後…
遊星「みんな来たか」
クロウ「ああ、揃ったぜ」
遊星「今回のことだが、みんな何か心当たりはあるか?小さなことでもいい。何か気づいたことは?」
龍可「そういえば最近、よく同じ夢を見るわ…急に明るくなったかと思うと爆発する夢」
全員「!」
龍亞「それ、俺も最近よく見る!」
クロウ「俺もだ…」
アキ「私も…」
遊星「どうやら何かこの世界で起きようとしているようだな…」
???「それは少し違うわ」
全員「!」
ジャック「誰だお前は!」
紫「私の名前は八雲 紫。あらゆる世界の傍観者といったところかしら。この世界では今、異変が起ころう
としているの」
遊星「異変だと?どういうことだ!」
紫「話してあげたいのはやまやまだけど、話を聞くにはそれ相応の資格が必要なのよ」
アキ「資格?」
紫「そう。簡単に言えば私とデュエルして勝ったら教えてあげるわ」
ジャック「俺たちを試そうということか!おもしろい!そのデュエルこの俺が受けよう!」
遊星「いやジャック、ここは俺に任せてくれないか」
ジャック「遊星…?」
遊星「俺はこの手で、このネオ童実野シティを守っていくと決めた。もしネオ童実野シティに異変が起こり
つつあるなら、俺が責任を持って対処する。」
ジャック「…わかった。任せたぞ遊星!」
紫「決まったようね。では始めましょうか」
遊星&紫「デュエル!」