桜が満開の季節もやってきてだんだんとこたつやストーブも必要なくなり、ついこないだまで出掛けるときに忘れずに身につけていた手袋やネックウォーマーすら使わなくなった。
昼に天気がよかったので洗濯物を済ませたあと家の掃除をすることにした。
じつはよごれたものがすっきりときれいになることに幸せを感じるちょっとかわった考えの持ち主でもある(笑)
そんなことはさておいて鼻唄を歌いながら掃除をしているときにたまたま棚の奥にしまってあったバックパックを見つけてしまった。
数年前にmont-bellで購入した60Lサイズのグリーンのバックパック。
いつも旅をするときの相棒であった。
晴天の街中を歩いたり、雲行きの怪しい中、山を越えるために山道を歩いたり、夜中の右も左も分からない街並みに迷ったりといつも一緒であった。
そんなバックパックの中身を見てみると小さくたたまれたテントと寝袋があった。
寝場所が確保できなかったときの為にと持って行ってたのだが思わぬところで活躍してくれたこともたくさん。
宿がとれなかった時、道に迷ったりして野宿せざるえなくなった時、休憩できる場所がなくて一時的な休憩所になってくれた時など持って行かなかった時のことを考えると恐ろしい。
これらの旅の友達とはいろいろと苦労もしたがその分思い出はたくさんある。(ここから先の内容は非常識だったりあんまり良くない内容になるかもしれませんがごめんなさい)
「東北地方の雪景色が見たい!」と去年の1月にかなりの重装備で東北の冬に挑んだが想像以上の寒さにダウンしてしまい、とある公園の隅にこっそりテントを広げて寝泊まりしたが雪が積もってて杭がうちにくかったり風が強くて防水カバーやテントの下に敷くためのブルーシートをことごとく飛ばされたり雪が積もってきてテントが悲鳴をあげたりとなかなか苦労したこともあったし、去年の8月に山口のとある道の駅でロードバイクで旅している人と知り合ってすぐに意気投合してお互い隣同士にテントを張って眠ったが夜中に警察が来てヒヤリとした体験もした。(その人とは朝に再開することを祈って別れたがロードバイクで進む後ろ姿は今でも印象に残っている)
同じく去年の夏に北海道東北に向かう為に北へ北へと進んでいたが電車の都合と18切符の時間切れにより山奥の無人駅で一夜を過ごすことになったが山奥で蒸し暑く蚊などの虫もうようよいたのでスプレーをふり敷いたマットの上にテントを張って(駅内で)硬いコンクリート床の上で眠ったがなかなか寝つけなかったこともあった。
テントを張らずに駅の休憩所で寝たり街中のベンチで横になったりして一夜を明かしたことも今ではいい思い出である。
旅というものは底知れぬ面白さがあり、いつ何が起きてもおかしくないしいつだって危険と隣り合わせである。
私はかれこれ数年旅を続けているがこれまでに体調を崩したりしたことはあっても盗難にあったり事故を起こしたことは一度もない。
それはただ単に運がいいだけかもしれないが運を味方につけることも案外重要なことだったりする。
私はこれからも旅の友達と共に旅を続けるだろう。
自由な風のように、ゲームの旅みたいに目的が決まっている訳ではない気が向くままに歩いていく。
と今日は正直、面白味に欠ける紀行でしたすみません。